利用者さん

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93才、『鬼滅の刃』を見る

折込みチラシを眺めていた93才の利用者さんが、ふと呟いた。 「ほーう、どこもかしこも『鬼滅の刃』ばっかりですね」 ・・・ご存知なのですか? 「そりゃあ知ってますよ」 世の中「キメハラ」なんて言葉が生まれるほどである。 この手の流行...
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高齢者とインターネット

80代の利用者さんが 「すまほ、買ってん!」 と見せてくださった。 ピカピカ光る新しいスマホ。 「スマホくらい持っとけ、ってみんなが言うもんやから」 おお、すごいですね。 使えたら便利ですもんね。 「ほんで、楽天ポイントカード...
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大先輩からのアドバイス

先日、96才の女性の方とお会いした。96才なのに背筋がピンとのびて私よりも姿勢がいい。私よりも声が出てるし、私よりも語彙が豊富。お顔も髪も普段着までピッカピカで、お部屋の中もピッカピカに片付けておられる。 そしてパワフルにしゃべるしゃ...
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利用者さん

最後の授業

私が勤めるデイサービスに、誰からも慕われる利用者さんがいた。最年長だったし、かつて小学校の先生をしていらしたので周りから「先生」と呼ばれていたけれど、とても謙虚な方だった。晩年は口数も少なくなったけれど、いつでもニコニコ微笑んでおられた。 ...
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趣味か仕事かよくわかんない企画

『今昔ものがたり』の企画のため、利用者さんのお宅へ昔話を聴きとりにいった。 日曜だというのに上司も一緒にきてくれた。 「これはまあ趣味みたいなもんだから!」 と言って。 趣味というなら、それこそ私の趣味みたいな企画なので申し訳ない。...
利用者さん

ほめてもらった!

夏に始めた「さわやか今昔ものがたり」の企画はまだまだ続いている。利用者さんの子供の頃の話や戦争中の話を聞き取り、文章化して残していこうという取り組みだ。 関西人だからオモロイ話も多いのだけど、 「やっぱり書かんといて」 と言われる方も...
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悲しみを抱えて歩きだす勇気

利用者さんのお宅のテーブルに、絵本が広げてあった。 新美南吉の『でんでんむしのかなしみ』という絵本だ。 「読んでみい」 と言われる。 でんでんむしのかなしみ 1匹のでんでん虫が 「ぼくの殻には悲しみが詰まっている」 ...
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いつまでもお元気で

介護職は出会いと別れの仕事である。 別れには、亡くなったりや施設に入所されたりしてお別れする方が多いが、遠方に住む子供さんと一緒に住むため引っ越しされる方もある。 「心配だわ。この年で引っ越しなんて」 F子さんは何度もそう繰り返し...
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75年間しまっていた話

大正生まれのAさんに 「昔のお話を聞かせてください」 と頼んだときのことだ。 Aさんが 「こんな婆ぁの話なんか聞いてどうすんの」 と笑っておっしゃるので、私は 「今後は、戦争を知らない世代が、若い人たちに『戦争はいけないことだ』...
介護職

2か月ぶりの訪問

訪問介護の現場でも 「コロナが怖いからヘルパーさんも来ていらん」 という方がちょくちょくおられた。(我が家もなんだけど) 心配は心配だけど、要支援だったり家族さんが近くに住んでたりするので、まあヘルパーなしでもギリギリやっていけるんだ...
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