愚痴を聞いてくれる人

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先日、市からチャレンジャーズ・アワードという賞をいただいたのだが、それがいろいろな人にバレていて、上司やら利用者さんやらに
「広報に載ってたな~」
と声をかけていただいた。

嬉しかったのは、久しぶりの友人知人からメッセージをもらったことだ。
前の職場の先輩とか。
前の前の職場の先輩とか。
あと、母の友人とか。

思いがけず懐かしい声が聞けて嬉しかった。
懐かしい人とコンタクトをとれて嬉しかった。
今があるのはこの方々のおかげだなあ、と切実に思うから。

私が母の介護を始めたのは30代だった。
30代40代だとまだ周りに介護をしている人が少ないせいか、
「介護のことを人に話すことがない」
「介護していることを隠している」
という意見をときどき聞く。
同情されたくないという意見もあった。

けれども私は何もかもぜーんぶぶちまけて話しちゃうから。
ブログもリアルもあんまり変わらない。
ここの文章と同じ調子で
「ちょっと聞いてくださいよー!」
と愚痴をこぼしまくる。
「うち今こんな状態なんですよ!」
聞かされる方はたまったものじゃないと思うけど、私のまわりの人たちは、本当にいい人ばっかりだから、皆さんがよってたかって助けてくださるのだ。
おかげでここまでやってこられた。

介護って・・・いや、きっとすべてにおいて、愚痴を聞いてくれたり一緒に飲んだり、甘えられる人が何人いるかで、生きやすさがぜんぜん変ってくると思う。
私は本当に恵まれている。

そういう意味ではこのブログも同じだ。
読んでくださる方々に甘えて、私は好き勝手な文章を書き散らしている。
読んでくださる方がいらっしゃるからこそ、書くことができる。
皆様ありがとうございます!

今はコロナでまだ会えないけど。
会えるようになったら、いっぱいしゃべりたい。
そして今度は、私が誰かの愚痴を聞きたいと思う。

本日の猫写真。
職場にごはんをねだりに来る猫さん。


手前がミー先輩。
奥の猫は野良男子だ。
去年までは堂々とした体躯のボス猫だったのに、よほど酷いめにあったのか、ボロボロの傷だらけで体も半分くらい小さくなってしまった。
「歯がダメになってるから普通食はほぼ食べられない」
「足元もあぶない」
「これはもう要介護だな」
勝手に要介護認定されてた。
なんとかもう少し元気になって、もう少し人間になついてほしいのだけど。