訪問介護でペットの世話はできない・・・けど!

スポンサーリンク

訪問介護が毎日入るお宅では、複数のヘルパーが入るために情報共有をする。
作業が1つ増えることになったとき、
「そんな時間ありますか?」
と私は他のヘルパーに問いかけた。
「犬のうんち掃除にわりと時間とられません?」
そのお宅ではペットの老犬がお粗相をしちゃうのだ。
本来、ヘルパーはペットの世話はしてはいけないことになっている。
けれど利用者さんがウンチを踏んじゃったら滑ってコケてしまうので、危険を避けるために掃除をしている。
というか、自分も踏みたくないから、そのお宅での仕事はまず犬のウンチ掃除から始まるといっても過言ではない。

しかし先輩ヘルパーから返ってきた言葉は驚くべきものだった。
「え、犬のうんち?」
「見たことないよ?」
「私1回だけあったけど・・・」
「私も1回だけ」
「毎回あるもんじゃないし、大丈夫でしょ?」

いやいやいやいやいや!
毎回!
毎回、されてますよ私!
コンプリートですよ!
コンプリートウンチですよ!
玄関あけたらコンニチハですよ!

これは一体どういうわけだろう。
担当の曜日によるものだろうか。
それとも私が猫臭いせいか?(先輩ヘルパーも猫飼いだけど?)
犬さんに嫌われているのか?
もしかして狙い撃ちなのか?

「なんで私のときだけウンチするんでしょうね?」
と利用者さんに問いかけるが返事はもらえなかった。
ぜんぜん喋らない方なのだ。
ただ笑っている。
ニヤリと笑っている。
「そんなことよりお茶いれますね」
今の微笑みは何だろうと思いながら台所へ入ると
「ぎゃーー!」
思わず叫んじゃった。
「おしっこの水たまりだー!あっぶねええええ!」
私はもともと鼻が悪い上にマスクのせいで全く気づかなかった!
「危うく踏み込むところでしたよ」
利用者さんに報告したら、またニヤリと微笑まれた。

私、人間の介護する人なんですけど・・・。
ため息をつきながら掃除していたら、当の老犬が
「ごめんね」
というようにヨタヨタと近寄ってきてしっぽを振った。
・・・・いや、犬の糞尿くらい、可愛いもんだからいいけどね?
犬さんは何よりも大事だからね?

僕はそんなことしません。

犬も猫も大事な家族。
高齢になるとお下が大変なのは人間と同じです。

タイトルとURLをコピーしました