デイサービスのレクであんみつを作ることになった。
最初に粉寒天を水で溶くんだけど
「えーっと、このレシピは2人分で・・・7人分作るとなると・・・計算ができない!」
早々にリタイア。
「助けてー!Bさーん!」
利用者さんに助けを求める。
「このレシピを計算して、7人分の水の分量を教えてください!」
Bさんは90才を超えている。
だが私が計算機を取り出すよりも速く
「●●グラム」
と即座に暗算で答えてくれる。
いつでもばっちり正確である。
すごいのである。
便利なのである。
はっきりいって重宝するのである。
なんなら私に代わって事務作業を手伝ってほしいくらいである。
Bさんだけじゃない。
漢字に強いDさんは、超難読漢字クイズでも正解するし、歌の得意なJさんは、明治の歌でもなんでも知ってる。
手先の器用なGさんは、針と糸さえあればなんでもすぐに縫ってくださる。
得意なことはそれぞれだけど、利用者さんはみんなすごいなあと思う。
教えて頂くことばかりだ。
私はどんな高齢者になるんだろうなあ・・・。