洗濯機の悲劇

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利用者さんにサヨナラを言って、デイサービスでの一日が終わった。
掃除して。
記録をつけて。
明日の準備をして。
最後に
「洗濯物を干したら終わりだー」
ホッとした気分で洗濯機を開けると!
・・・そこには地獄が広がっていた。

「うわあああ、新聞紙がーーー!」

ぼろクズになった新聞紙が洗濯物いっぱいに貼り付いていたのである。家ではよく洗濯物にティッシュが混ざっていたり、へたすると紙パンツを洗っちゃったりするものだが、デイでやるとは思わなかった。

悲しいキモチになりながら新聞紙を払い落とし、もう一度洗いなおす。
「どうして新聞紙なんか・・・?」
先輩と2人で頭をひねった。

タオルばかりまとめて洗っているので、家でありがちな「ポケットに入ってた」はありえない。しかも今日は新聞紙を一度も使っていない。触ってもいないのだ。間違って洗濯機に入れることもない。
「じゃあ」
じゃあ。
「利用者さん・・・?」

さすがに意地悪じゃないだろう。認知症の方がゴミ箱と間違えて捨てちゃったのだろうか。だが利用者さんが洗濯機に近づくことはほとんどないし、洗濯機の上にもモノを置いてふさいである。

「一体どうやって入れたんだろう・・・?」
謎は深まるばかり。
帰り際のハプニングのおかげで終業が遅れ、母の帰宅に間に合わないかと思ってヒヤヒヤした。

本日の猫写真。

あれ、猫たちがいない?
と思って探してみると、2匹そろって押入れで寝てました。平和。

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