オヤジが苦手なこと

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オヤジが、再び、復活している。
あんなにもボケーっとして人の話も聞こえない有様だったのに、ここ数日は別人のようにシャキっとしているのだ。先週までは母とあんまり変わらないくらい全介助だったのに、今日は自力でベッドからの起き上がるし、服を出しておけば自分で着替えもできた。靴下だってはけたのだ!
それに!
なんと!
一人で風呂に入った!(体や頭を洗うのは無理みたい)。

ちょうど一ヶ月前の認定調査のときみたいに元気である。
元気になった原因はぜんぜんわからない。

ただ、どんなに元気に見えても、ダメなことがある。
それは、パンツだ。
ぬいだり履いたりするやり方がどうしてもわからない時がある。

パンツをはいたまま風呂に入ろうとしたり。
パンツはいたまま便座にすわってトイレしてたり。
汚れたパンツの上にきれいなパンツを2重履きしたり。
かと思えば・・・パンツを履いてなかったり!
「あかん!おっさんのノーパンはあかん! お巡りさん来るで!」
「なんでパンツを履かないの!」
母と二人で大笑いしながら責め立てたら
「だって履きたくなかったんだもん」
ノーパンオヤジから謎の答えが返ってくる。
とにかく履け。履いてくれ。おもらしした時が悲惨なんだ。

こんな調子だから、元気だといっても信用ならない。
今はしっかりしていても、すぐにまたドロドロのボケボケに戻っているかもしれない。
明日どころか30分で様子が変わることもある。
だから病院に行かせたいけど運転もさせられない。
これは一体、何なのかなあ・・・。