冷や汗をかいたお花見

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このあいだ「今年最後のお花見」と書いたけれど、ウソだった。最後じゃなかった。
まだ残っていた・・・職場のデイサービスのお花見が!

コロナだから花見弁当もだせないが、それでも皆さん朝からウッキウキである。
「今日は帽子もってきてん!」
とAさんが30回くりかえせば
「せやなあ、お花見日和やもんなあ」
とBさんは40回は返している。
楽しげである。

ヘルパーが運転する2台の車に分乗する。
私も運転手だ。
「◯◯川にいくから、ついてきてね」
という打ち合わせどおり、私は先輩の車のあとを追った。
追ったが・・・

見 失 っ た 。

信号に引っかかってるうちに先輩の車は角を曲がって見えなくなった。
青になって追いかけたがもう遅い。

もちろん、デイの近所だし、そのへんにいるはずだ。
ただ上流も中流も下流もそのへんぜんぶが〇〇川である。
具体的な場所をちゃんと聞いてなかった。

去年も来た所なので「多分あそこだろう」と見当をつけていくが、いない。
上流も下流も見てみたけれど、いない。
まじで・・・。
はぐれた・・・。
利用者さん乗っけたまま、はぐれた・・・。

「あれー、おかしいなー、道を間違えちゃいましたー」
「ははは、ヘルパーさんも鈍くさいなあ」
「いつものことでーす」

冗談めかしてハンドルを切りながらも内心は真っ青である。スマホがあるんだから電話をすりゃいいのに、運転中はそんなこと思い浮かばない。

ど、ど、どどどうしよう!?
もう私たちだけでお花見しちゃおうか?
川辺を歩いてたらいつか会えるだろうか。

川沿いは住宅地なので道が入り組んでいる。
ぐるぐるとあちこちを走らせた。
「あ、ここ私の家~」
利用者さんがのんきに教えてくださるが返事している暇がない。
だんだん余裕がなくなってくる。
どうしよう。
どうしよう。
おかしい。
先輩の車が見つからないぞ。

と、前方から、車イスをおして歩いてくるグループがやってきた。
「いたーーー!Cさんだーー!」
先輩の車が停まっている。
利用者さんと車椅子を下ろして散歩を始めている。
ここだったのかーーー!
遅れてすみませーーーん!

週末は雨だという。
今日で桜も終わりだろう。
「間に合ってよかった!」
合流できてよかった・・・。ほんとによかった・・・。

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