3年半前。在宅介護をすると決めてまもない頃、私は旧ブログに『願い事手帳』という記事を書いた。ポジティブなイメージをもって願いを文字に書いたら実現するという、いわゆる『引き寄せの法則』だ。
願いごとって、叶えたい夢というよりは悩み事の解決を願うことが多い。在宅介護を目の前にした私が書いた願いも、ほとんどが家族のこと、切実なことだった。
3年半前に書いた願いごとと、現在の成果は、こんな感じ。
〇「母の記憶力が戻る」・・・だいぶ戻った! 昨日のことも覚えてるし、今自分がどこにいるかもちゃんと把握できてるよ!
×「妹の褥瘡がきれいに完治する」・・・治ったり再発したり、なにしろ痩せているので完治は難しい。
×「母の左手が動く」・・・夢の中では動いてるらしいけど
×「妹の寝つきがすばらしくよくて、いつも一晩中すやすや眠る」・・・これは褥瘡を治すよりも難しい
〇「お父さんが夕飯をつくってくれる」・・・信じられないけど作ってる! オヤジは確実に進化してるよ!
〇「母が字を読めるようになる」・・・今はどんな本でも読んでる。字が読めなかったなんてウソみたい!
〇「家のリフォームがすんなりいって、しかも補助金が満額おりる」・・・苦労した甲斐はあった
〇「相性のいい施設とヘルパーさんが見つかる」・・・お気に入りのデイが見つかりました
×「妹の介助員として若い人が何人もきてくれる」・・・人手不足は如何ともしがたい壁
〇「私ひとりで母のトイレ介助ができる」・・・当時は自宅のトイレでも2人介助が必須だった。今ではどんなトイレでも、たとえ手すりがなくっても、私ひとりで行けるんですよ!すごくない?
〇「母がひとりで立てるようになる」・・・手すりさえあれば、私が手を離しても(一瞬なら)立っていられるよ!
〇「新しいパソコンを手に入れる」・・・前のが壊れたので仕方がなく
×「痩せて昔のジーンズをはけるようになる」・・・努力不足
×「おじいちゃんの隠し財産を発見する」・・・無いものは無かった
×「また旅に出る」・・・仕事してる限り無理
〇「ハッピーな職場を手に入れる」・・・今ハッピーです!時給激安だけどがんばる!
成功率は50パーセントというところ。とはいえ母の回復に関しては3年半前の私にとっては本当に切実なことばかりだから、引き寄せが半分も成功したのはラッキーだろう。
願いごとをすれば、叶えばいいなあって期待する。
期待をすれば、そうなるように努力をする。
努力をすれば、実現することもある。
引き寄せの法則ってそういうものだと思う。
だから私は言霊を信じる。
そこで今日は新たな願いごと。
こんどは、私自身の願いごと。
大きな声で言ってみよう。
今の私にはまだまだ遠いけど、一刻も早くなんとかしなくちゃいけない願い事。
「自活できるくらい収入が増える!!!!」
がんばるぞー!
・・・さて本日の猫写真。
扉の隙間から白い手が!
これは誰の手だ!?
コメント
私も言霊を信じる。
言霊は叶う。
夢が
願いが
強く念じ、行動すると
実現する。
そうですよね!
願いが言葉となり、言葉は計画となって実現していくのです。
言葉はもっとも単純な呪術です。
たくさん願いを叶えていきましょうね!
だださん
願いごと。いいですね。
私も「やりたいことリスト」毎年更新しています。
たくさんあります。
やった実績は、年末に「重大ニュース」としてまとめています。
だださんから気づかせてもらった「映画鑑賞」
今年から追加しています。
願いごとって楽しいですね。
はっきり文字にするとヤル気が湧いてきます。
そして映画、良いですよね!
冷暖房もきいてるし夢があるし。
母も実は毎回お尻が痛くなっちゃうんですが、
「映画がおもしろいから、それどころじゃないわ!」
って言ってます。
お尻が分厚いから少々のことは平気みたいです(笑)。