突然ですが、「在宅介護あるある」とりあえず50コ考えてみた。
- 家族の介護が必要になり相談に行くと「ケアマネージャーを自分で選べ」と言われてオロオロする。全然知らんから適当に選ぶ
- ケアマネさんにも当たり外れがあることを後で知る
- 介護サービスにも地域格差があることもついでに知る
- 文字の大きなデジタル時計を買う
- 厚着だったり薄着だったり、この人の適温は何度なのだろうと首をかしげる
- 同じことを何回も繰り返すので「それ言うの35回目」と軽くいじめたくなる衝動と闘う
- それにつけても誤嚥のおそろしさよ
- 他の在宅介護家庭がどうやってオムツ処理をしているのがすごく気になる
- BOS(消臭ビニール袋)がもっと普及して安くなることを切実に祈ってる
- 車椅子にひかれると地味に痛い
- 新しく開発される介護用品を見るのが楽しい
- 介護用品レンタルは神!…と思ってたけど、だんだんそうでもないことに気づく
- デイサービスに行きたくないと駄々をこねる朝の面倒くささ
- ショートステイの荷物に名前を書くのが面倒。お薬セットの準備も
- ショートステイに送りだすときのドナドナ感と罪悪感
- ショート利用の朝、介護から解放されたぞやったー!って大喜びするのに、母どうしてるかなーってすぐに思っちゃう
- デイから帰ってくると、どういうわけか尿とりパットが2枚重ねになってることがある
- ヘルパーさんが来る日は掃除にちょっと気をつかう
- 薬、ぜんぶ飲んだと思ってたら床に一粒落ちていた。まあいっか
- 病気のせいだと分かってるのにイライラしちゃう。いつも後悔してる
- 在宅介護で一番キツいのは夜なのに、夜はヘルパーさんに来てもらえない
- 本気で防音室がほしい(深夜に叫ぶから)
- 深夜に摘便しながら自分の人生を考える
- きれいな便が出たときの爽快感、そして達成感。自分のじゃないけど
- ウンチが薔薇の香りとかだったらいいのに→あ、弄便しちゃうかも
- さあ、ごはん! 食卓についたとたんに「おしっこ・・・」
一日おわり! 布団に入ったとたんに「おしっこ・・・」
デイサービスのお迎えがもう来てるのに「おしっこ・・・」
トイレ行ってから帰りのバスに乗ろうとしてるのに「おしっこ・・・」
誰か! 誰かこの人のおしっこに栓して、栓! - 揚げ物とか夕飯をつくってるときに「おしっこ」って言われると、唸る。
- 出かける時間なのに、拭いても拭いてもウンチが出てきて止まらない。誰か! 誰かこの人の肛門に栓して、栓!
- うんこの話を普通にしてしまう。なんなら連呼してしまう
- リハパンとか尿とりパッドを初めて洗濯してしまった時の衝撃
- 車椅子をぶつけるので壁や柱が傷だらけ
- 麻痺側の足がいつのまにかフットレストから落ちててドキッとする
- 目立つところに傷やアザができると「虐待を疑われるかも」と心配になる
- どこが痛いのか言えないの分かってるけど、どこが痛いの?と焦ってききまくる
- 通院つらい
- いざという時の「入院セット」は常に準備済み
- でも自分の病院に行くヒマはない
- 「しんどいなら、もっとショートステイ使えばいいのに」って簡単に言われてカチンとくる。「施設入れちゃえば?」はもっとカチン。
- 介護保険サービスはタダだと勘違いしてる人がいてびっくり
- 外出すると案外楽しい。車椅子でも案外どこへでも行ける。でも、恐ろしくくたびれる
- 遊びに行って「楽しかったねー」と言った次の瞬間ぜんぶ忘れてるので驚く。でもきっと心の何処かに残ってると思うことにする
- 要介護認定の更新。結果が出るときのドキドキ感!
- 担当者会議にあたり、部屋のどこに座ってもらおうと悩む
- 介護者どうしが出会うと
「大変ですね」
「あなたこそ大変ですね」
「いえいえあなたこそ」
と、大変ですね合戦が始まるが、とくに意味はない。 - 30代の人が独身で親と同居っていうと世間様に「まあ情けない」って言われるのに在宅介護してますって言うと「親孝行ね」と手のひら返しされる
- 「うちの親は施設に行くって言ってるから大丈夫」とか言ってる人をみると「私の親もそう言ってたわー」と心の中で笑っとく
- 「子供に迷惑をかけたくないんで施設にいくつもりです」とか言ってる人をみると「間に合うといいねえ」としみじみする
- 介護ストレスの一大要因は、手は貸さないのに口だけ出してくる親族
- 育児と介護は、オムツや食事介助など似ている点がある。ただ、育児には未来があるが、介護は今だけを生きている
- しんどい時もあるけど、楽しい時間もたくさんある
認知症あまり詳しくないので主に身体介護バージョン。
皆さんの「在宅介護あるある」ネタ、よかったら教えてください。
ついでに本日の猫写真。
サンジは私にかまってほしいとき、床でウネウネと変なポーズをとります。
コメント
会話の中で介護用語を短縮形でサラッと言えるようになる
例)おむつパンツをリハパン、
薬の準備を与薬、
要介護状態区分変更を区変
私服にポロシャツが増え、要介護者と訪看さんと一緒に記念撮影したら、家族じゃなくてスタッフとの写真にしか見えなかった
介護用語!気にしたことなかったです。
たしかに、あるあるですね!
>要介護者と訪看さんと一緒に記念撮影したら、家族じゃなくてスタッフとの写真にしか見えなかった
あるある!
私は施設へ母を迎えにいくたびスタッフと同化します。。。
お疲れ様です、だださん。
在宅介護あるあるが、すっごい共感します。
ほぼ同じ感情です。
だださんは、忙しいながらも、こんな文章を書ける、頭脳回転が素晴らしいです。
くれぐれも、だださん、お母様、ご家族様、お身体ご自愛ください。
お疲れ様です!
勢いで書いちゃいましたので何も考えてません(笑)
共感していただけて笑っていただけなら嬉しいです。
寒暖の差が激しいですから、ともさんも体調にお気をつけて!
だだサンはじめまして。
身体介護バージョンでも めちゃめちゃ あるある でしたッ💦
今更ながら、皆さん同じような事でイラっとするのね❗と…。
いつも前向きな気持ちもらってます。
アリガトウございます。お身体大事にしてくださいね。
じじさん、初めまして。ようこそです!
あるあると言っても身の回りのことしか分かりませんから、どうかなと思っていたのですが、共感して頂けたらよかったです。
イラッとすることって、よくありますよね…
嫌なことはなるべく忘れる方向でw
人生楽しみましょう!
だださん、初めまして。
介護あるある、めっちゃ共感しました‼
私の母も車イス生活で、左麻痺です。
気がついたら左足がフットレストから
落ちていて、(それも横断歩道の人通りが多いところなど)
いつもドキドキしてます。。。
そして、うんちとおしっこの話は日常会話になってます。
さあ、これから出かけるぞっ!とドアを開けた時、忙しい時、眠いときに「トイレ行きたい」と言われるたびに、うううう。。。となってます。
しんどい時も多いですが、だださんのブログで元気と勇気をもらっています。
ありがとうございます!
お身体どうぞご自愛ください。
ようこさん、初めまして。
お母様も左麻痺なんですか。うちと同じですね!
フットレストから足が落ちるのって怖いですよね。
知らない間にケガしてたら大変…。
うちの母の場合は、サポートベルトやフットレストの位置が正しくない場合に落ちてしまいます。
足に装具をつけているときは重さがあるためか落ちることはほとんどありません。
トイレの問題はもう、ありすぎてネタみたいです(笑)
いろいろなことが起こりますが、一緒に楽しみましょう!
ともさんも、お身体大事になさってくださいね。