♪宝塚わが心の故郷

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朝、母がなかなか起きられなかった。
「今日はずうーっとお布団にいたい」
という。
布団の中が気持ちがいいのはわかるんだけど…

でも起きて。
どうしても起きて。
絶対に起きて!

母が起きてくれないと私が遊びに行けないんだから!

母が起きたくなかったのは、ショートステイに行きたくないからかもしれない。母はデイは行ってくれるけど、お泊りは好きじゃないのだ。

それでも私は母を放り出して遊びに行くのである。
行かねばならないのである。
だって今日はタカラヅカを観に行くんだから!

・・・ええ、鬼とでも何とでも呼んでちょうだい。

若い頃、私は部活やサークル活動に勤しむような感覚で宝塚を観ていた。花の道で青春時代を送ってきた。舞台ももちろん好きだったけど、それ以上に、友達とおしゃべりしたり文章を書いたりするのが楽しかったのだ。

舞台を観る余裕などなくなり、スターの顔も名前もわからなくなってしまった今でも、花の道は我が故郷だし、ここで得た友人は一生の宝だと思っている。

友達と会い、一緒に舞台を観る。
わあわあ騒ぐ。
それがどんなに幸せなことか。

そこには愚痴もない。
ひとかけらの不安だってない。
ただただ伸びやかで健やかな楽しさは、若い頃と、介護漬けになる前と、ちっとも変わらない。

母が高校時代の友人とバイオリンを弾いて
「高校生に戻ったよ」
と言った気持ちがよくわかった。

タカラヅカのド派手衣装
(「なんか豆のサヤみたい」と友人が言った)

出ている人も作る人も観ている私達もどんどん変わる。
だけどタカラヅカの本質である夢と華とツッコミどころの多さは何十年経っても変わらない。

ただ・・・。
ひとつだけ昔と違うことがあって・・・。

いつものことだけど、私たちはチケットも(お金も)持ってなかった。そしたら立ち見しかなかった。
2時間半の立ちっぱなし!
きつかったわー。
昔ならへっちゃらだったのにね。

宝塚のクリアファイル。濃いわ

宝塚のクリアファイルをもらいました。
クリアファイルって仕事でよく使うから嬉しい!
と思ったけど、これ、職場で使うのだいぶ勇気いるな。

あ、公演に関しては・・・「花夢幻」よかったです。以上!

コメント

  1. だださん、お久しぶりです。

    私もちょうど宝塚を観に来ていたんですよ。
    花の道でだださんとお会いしたかったなー

    • おお、そうでしたか!
      どこかですれ違っていたのですね。
      オーソドックスなショーは見やすくて楽しかったですね。

  2. 私の宝塚の思い出です。小学生の時に担任の先生と二人で見に行ったのですが、その時、私、鼻がズルズルで、舞台を台無しにしてしまいました^^;
    となりのお客様たちの。

    なんか、懐かしくてついついコメントしちゃいました。

    だださんは、なんか、素敵です♪
    どういったらいいかわからないんだけど、ずーっと日めくりみたいに覗いちゃいます。

    ほっこりします。そんな時間を
    いつもありがとうございます。

    • こちらこそ、見に来て頂いてありがとうございます。
      いつも目が回るほどお忙しいchiekoさん、お体大事になさってくださいね!

      宝塚ファンはみんな必死で観てるから(多分)子供のハナくらいきっと平気ですよ(笑)
      それにしても担任の先生と2人でって、素敵な思い出ですね。

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