職場のミーさん。私が働くデイサービスのアイドルにゃんこです。
(すぐに近づいてくるから常にピンボケ)
朝、利用者さんたちが来ると
「いらっしゃい!」
と挨拶するし、お帰りの際には
「またきてね!」
と玄関先で見送ります。なかなか律儀な猫さんです。
今日はみんなでケーキを焼いて、午後から庭でティーパーティをしました。私たちスタッフが忙しく用意をしていたら、
「あ、ミーさんがもう椅子に座っとる~」
「ほんまや。猫もケーキ食べるんかいな」
という声が。
ミーさんは一足早くスタンバイして、
「みんな早くおいでよ」
とばかりにケーキの前で座って待っていたんです。
可愛いんで写真を撮ろうと思ったら、
「あんたはケーキなんか食べちゃダメ!」
と上司に叱られちゃいました。
(すごすごと引き上げるミーさんのしっぽ)
・・・なんてことのない景色のなかに、日常の風景のなかに猫がいる。ただそれだけでホッとする。ミーさんは建物の中には入れないし、利用者さんが触りにいくわけではないけれど、それでもやっぱり「そこに猫がいる」だけでその場が和み、誰の顔にも微笑が浮かぶ。なんとなく嬉しい、なんとなく楽しい。そんな気分になる。
猫はいつでも、人の傍らに。人の隣に。寄り添う動物なのだと思う。