年末が近づくにつれ、「あれ?」と思うことが多くなった。
「聞き間違いかな?」
ということが。
利用者さんの
「正月には息子と孫たちが帰ってくるのよ」
という言葉だ。
市内在住の息子さんならまだわかるんだが
「コロナせいで飛行機が減便だから新幹線でくるの」
とか
「新幹線は危ないから、東京から車で8時間かけてくるの」
とか
「GoToがなくなったから可哀想」
とか言っておられる。
「正月にはみんなで温泉にいくの」
「お鍋が楽しみ」
という方までいた。
私の聞き違いか、利用者さんの記憶違いであればいいのだけれど。
そんなこと考えながらニュースをつけたら、政治家がいっぱい忘年会してた。
・・・そりゃあ、アカンわ。
利用者さんはみんな90才前後。
コロナにかかったらアカン人たちである。
そして地域の基幹病院からも感染者が出て診療は半麻痺状態である。
それでも親戚は来られるのだろうか?
みんなで鍋をつつくのだろうか?
「コロナは怖いけど、今、会っておかないと、もう会えないかもしれない」
という意見もある。
だがメルケル首相は言った。
「人との接触を減らさなければ『あれが祖父母と過ごす最後のクリスマスだった』ということになる」
と。
クリスマスがなんだ。
忘年会がなんだ。
正月がなんだ。
遊べないのがなんだ。
親戚や友達にちょっと会えないのがなんだっていうんだ。
そんなことより今は家族に生き延びてほしい。
我が家はケアマネさんと相談して、しばらくヘルパーさんとデイサービスの利用を一部休止することにしました。できたらデイは週1にしたいなあ・・・。
コメント
コロナ蔓延の中、父を送り、葬儀出席者は4人、焼香はケアマネさんとヘルパーさんのみ
寂しいですよね
来年の今頃、大切な人と笑い会えるように
今度のクリスマスやお正月は動かない
若い方々にそういう選択をして欲しいですね
医療関係や介護、教育の関係者の方々の為にも
じっとしててと思います
お疲れさまでした。
入院したら面会もままならずお別れもさせてもらえないんですね。
本当につらいと思います。
年末年始は病院も介護保険サービスも停止しますから
「介護のために帰省する」
という家族も多く、なかなか難しいところです。
忘年会新年会くらいは我慢していただきたいものです。