2人バイオリン

日記

母の音色

「感動ポルノ、やりまーす!」 と母が言った。 折しも24時間テレビが放送中。「感動ポルノ」という言葉が一時話題になったあの番組だ。わざとらしい演出に問題があるのだろうが…『障害者が頑張ってる姿』を見せることが感動ポルノだというのなら、 ...
母の介護

へこんじゃった…

私と母の2人バイオリンは、3年前から、子供中心のオーケストラの演奏会に参加している。かつて母がバイオリン教師だったときにつくったオーケストラだ。 3年前、初めて参加したときは1曲しか弾けなかった。 去年はすごく頑張って、3曲も弾いた...
妹のこと

この介護、いつまでできるかな?

周囲の方に 「よくやってるね」 とほめていただくことがある。 「お母さんの介護と重度障害の妹さんと、よくみてあげてて、えらいね」 と。 といっても妹はだいたい施設に預けっぱなしなんだけど。 それでも。 それでさえも。 ・・・...
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母の介護

2人バイオリン、初めての挫折

母と私が2人で一挺のバイオリンを弾く2人バイオリンは、今年も夏のコンサートに参加を予定している。 子供中心のコンサートに出るのも今年で3回目。母が回復するにつれて2人バイオリンの腕もだんだん上がっており、今では子供たちに負けないくらい...
母の介護

母と弾く「ふるさと」

クラシックの演奏会に参加した。バイオリン弾きの母が5年前、病気のために出られなかった演奏会。今日はそのリベンジだ。(詳しくは昨日の記事に) この5年で母はずいぶん元気になったが、脳出血の後遺症が治ったわけではない。ドラマみたいに奇跡の...
母の介護

明日、リベンジしてきます!

拙著『おでかけは最高のリハビリ!』にも書いたのですが、脳出血で倒れた母が初めて涙をみせたのは、音楽仲間がお見舞いにきてくださった日でした。 そのころ、母が代表をつとめる音楽家グループの25周年記念のコンサートが迫っていました。母は一生...
母の介護

半側空間無視に負けない楽譜

母のもつメンドクサイ障害のひとつに「左半側空間無視」がある。すべてのモノの左半分が認識できない。目では見えているのに脳が無視してしまうという、不思議な障害だ。 たとえば花の絵を目にしたとき、 半側空間無視のひとの脳内では...
母の介護

モーツァルトが笑って見てる

今夜も、昨日と同じく母とバイオリンの特訓をした。どうして急に張り切りだしたかというと、日曜にオケの練習があるからだ。ユース・オーケストラの練習。教師たる母が、子どもたち・・・生徒たちの前で恥をかくわけにはいかない。みんなに追いつこうと必死な...
母の介護

どうしてもバイオリンを弾きたくて

私と母の2人バイオリンはこの夏も演奏会に参加する。グリーン・スリーブスと、モーツァルト33番と、バッハの協奏曲を弾く予定・・・なのだが。 難航している。 母は元バイオリン教師だが、高次脳機能障害のおかげで、楽譜を読むのが難しくな...
日記

母、頑張った!

私と母の2人バイオリンは、子供が中心のユース・オーケストラのコンサートに参加することを目標としている。 合同練習は日曜におこなわれ、私たちはいつも1~2時間ほど参加する。母は長時間車椅子にすわっていることが苦手だし、集中力もつづかない...
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