在宅介護

母の介護

妖怪ポイポイ

デイのない日、母は本を読んだりテレビを見て過ごすが、 「なにか手伝えることある?」 と、きいてくることがある。 「私も主婦なんだから家事をしなくっちゃ!」 要はヒマなのである。 仕方ないので、ヒマをつぶせる用事を探して少し付き...
妹のこと

妹を入所させた時のこと

先日「介護は慣れたもん勝ち、あきらめたもん勝ち」と書いたけど、その記事に反応があって思い出したことがある。妹のことだ。以前にも書いたかもしれないけど、すぐに埋もれるから、たまに書いておこうと思う。妹を施設に入れたときのことを。 私より...
妹のこと

妹の服えらび

久しぶりに服を買いに行った。 といってもユニクロだけど。 施設で暮らす妹に夏服を送ろうということになって選びにきた。 もちろん母もついてきた。 重い障害のある人の服選びは難しい。 体に負担のないものを選ばなければいけない。 ...
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在宅介護

あきらめる、ということ

介護のつらさの一つに 「大好きな家族がどんどん変わっていくのがつらい」 というものがある。 あんなに元気だった人が。 あんなに何でもできた人が。 あんなにしっかりしていた人が。 別人のように変わり果ててしまう。 たとえばう...
オヤジの介護

オヤジの誕生日

明日はオヤジの誕生日である。 せっかくだからお出かけをしよう。 混雑しない場所なら連れてってあげるよ。 どこに行きたい? 「競輪!」 ・・・もうちょっとマシな所はないのか? まあ、コロナ前までは場外券売り場に通ってたもんな。 ...
母の介護

深夜のゲロ・テロ

昨日、母はえらく元気だった。 食欲旺盛。 いっぱいしゃべって、いっぱい食べた。 普段は食べきれないお好み焼きを1人前ペロリと平らげたくらいだ。 すごいねー。 よかったねー。 今日はよっぽどお腹空いてたんだねー。 ・・・とか、言...
在宅介護

在宅介護の現実とは

介護の現実。 メディアでそんな言葉をよく見かける。 在宅介護のリアル。 本当の姿という意味なんだろうが、どういうわけか、介護の暗い面ばかり表していることが多い気がする。 あとそれに加えて「絶望のなかの光」みたいなものを。 たとえば...
母の介護

母が立てなくなった

母をトイレに連れていったら 「立てない」 と言いだした。 「右足が痛くて立てない!」 ケガをしたわけじゃない。 骨や関節を傷めたのではない。 脳卒中後疼痛。 脳出血の後遺症で、日によって体のあちこちが痛む。 麻痺のある左...
母の介護

ショートステイの前日は優しくする

母はショートステイが苦手だ。 デイと違ってつまんないそうだ。 退屈だから本を読んでいると 「次々に人がきて『なに読んでるの?』とか聞いてきて集中できない」 それに夜は 「隣の部屋の人がうるさくて眠れない」 と、ぼやいてばかりいる...
在宅介護

コロナ後のために

ようやく晴れた! 1週間ぶりの晴れ! 梅雨の晴れ間は大忙しだ。 朝から何回も洗濯機をまわして、シーツも布団も干せるだけ干して。 できる限りをやっておこう。 洗濯だけじゃない。 両親を散歩につれていこう。 緊急事態宣言と梅雨...
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