こっちくんな死神

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「私はあと何日生きるんやろな。もうしんどいわ」
とおばあちゃんが呟いた。
「今年中にはあちらへ逝けるかと思ってたのに、逝けそうにない」
とおじいちゃんが嘆いた。
「息をするのも、話すのも、しんどくて、しんどくて、つらい」
超高齢化社会。
100才近くまで生きるのは大変だ。
死ぬのだって大変だ。
「頑張って」とは、私は言えない。
このひとたちはもう十分に頑張ってきた。
でも、もうちょっと一緒におしゃべりしてほしい・・・。

我が家の犬猫の平均寿命は19才です

そんなことを考えていたら訃報がとびこんできた。
先輩ヘルパーが急逝したと。
あまり面識はなかったけど同じ仕事をしている人だった。
昨日まで元気に働いていた。
・・・なんで、なんで、なんで!
なんで超高齢の利用者さんよりも先に召されなくちゃいけないんだ。
悔しくてならない。

死神は意地悪だ。
死を望む人は待たせておくくせに、突然思いもよらない所から現れて大事な人を攫っていく。
いつも、いつも、いつも。
こっちくんな死神。
あんたなんか出禁だ!

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