私はいつも、自分が歯がゆい。
仕事をしているといつも歯がゆい。
もっと気が利いていたら
もっとセンスがよければ
もっと器用であれば
そうしたらもう少しマシな仕事ができるのに・・・勉強が足りない(今日は苦手な調理の仕事だった)。
弱ってしまった利用者さんが悲しい顔で
「わたし、もうじき、死ぬんかなあ」
と言われたとき。
なんて答えればよかったんだろう。
そんなことないですよ?
まだまだ大丈夫ですよ?
いつかはみんなが行く道ですよ?
私たちがついてますよ?
どれも嘘くさいと思った。実際いつ何があってもおかしくないし、誰だって死ぬのは初めてだし、私たちがそばにいてあげられるのは昼間の数時間だけなのだから。・・・嘘でもいいから大丈夫って言うべきだったのに。
私がもっと優秀なら。
もっと気が利く人間なら。
せめてもっと愛に満ちた人間なら。
もっと優しい言葉をかけてあげられただろうに。
いつもいらないことばかり言っちゃう私なのに、なんにも言えなくなって、ただ冷たい手を握ってた。
大好きなKさんに、あたたかい言葉をかけてあげられない自分が腹立たしかった。
ごめんなさい。今日はこんな気分。
コメント
どんな言葉より、だださんが握ってくれた手の温もりが1番だと思います。私は実家から帰る時、父と握手します。主治医からは、父の不安を解消するのにハグを提案されましたが、欧米ファミリーじゃないので、小っ恥ずかしい、笑、身体に触れることは、大きな安心感に繋がるし、手が温かいと、私も安心して帰れるのです。寒くなってきましたね。お身体、ご自愛ください。
優しいお言葉をありがとうございます。
そういえばうちに来てくださる訪問医と看護師さんも、コロナ前には帰り際にかならず握手をしてくださっていました。
ユマニチュードにもありますが、認知症の方にはスキンシップが良いそうですね。
記事中にでてきた利用者さんにもちょっと前まではよく肩を抱いたりしてました。
でも今はそれすら控えなくちゃいけなくて・・・もどかしいですね。
猫は平和に見えますが本当はかなり大変かも!誰でも、悩みがありますし誰でも、楽しいことがあります。悩んでいても仕方ないところがあります。まず、行動してみるしか有りません。連続ドラマ[エール]の音とお父さんの言葉ですがやらないで後悔するよりはやって後悔した方がいい、です。考えがまとまったら行動あるのみです。失敗はやりたくないですがね。初めてのことは失敗が付き物。頑張ってください!
そうですね。
猫には猫の悩みが・・・便秘とか・・・ごはんとか・・・あるんでしょうね。
この仕事をしていると「死にたくない」「早く死にたい」「死ぬのが怖い」・・・ときどき言われます。
何度もあることですが、その方にとっては1回きりのとだから、私はいつも返事に詰まります。
軽々しい言葉はとてもかけられません。
だださんは、愛に満ちていますよ。
だからこそ、かける言葉が見つからなかったんじゃないでしょうか。
その場しのぎの言葉なんて、簡単に見抜かれます。
手を握るだけで、心は十分に伝わったはず。
だださんの手のぬくもりで、慰められたんじゃないでしょうか。
ありがとうございます。
私ならどう言われたら安心できるだろう、と想像してみるんですけど、どうしても答えがでなかったです。
軽々しいことはとても言えなくて・・・
デイにいてくださる間だけでも、不安と寂しさを忘れて頂けたらと思います。