オヤジと動物病院へ

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花粉症がでた。
鼻水と涙が止まらない!
まるで玉ねぎを刻んでるみたい。
花粉症・・・だと思うんだけど。
必死で鼻をかんでいると、
「どうしたにゃ?」
サンジがひざに乗ってきて・・・そのとたん、涙が滝のようにあふれてきた!
「これ、花粉・・・?」
もしかして猫アレルギーかな?

実際のところ、私はアレルギーをいっぱい持っているので何に反応してるのかよくわからない。猫アレルギーも、シシィは大丈夫だけどサンジは駄目だったりするから謎が多い。刺激が刺激をうみ悪化するのだろうか。今は目鼻だけでなく、アトピーも喘息もぜんぶ出ちゃって、もう最悪のコンディション。

それなのに
「サンジを動物病院へ連れて行かなくちゃ!」
月1回の診察の日。サンジを抱くだけでも涙がちょちょきれるのに、診察時に暴れたら大変なことになる。どうしよう・・・?
「そうだ!お父さん、ついてきて!」

何もできないオヤジだが、猫を抱くくらいはできる。
オヤジはサンジが大好きで、
「俺ら、男同士だもんな!」
となぐさめあい、夜はいつも布団に入れている。
そんな無二の友・サンジの通院だから一も二もなく付いてきてくれた。

私は動物病院に入るのもしんどかったから、アレルギーが出たことを話し
「ドアの外で待機しておりますので!」
とオヤジとサンジだけを中に入れた。
自動ドア越しに見ていたら、じきに名前を呼ばれて、サンジを大事そうに抱えたオヤジがのそのそと診察室に入っていくのが見えた。

オヤジはたぶん、動物病院では一言も口をきかなかったと思う。
それで先生も看護師さんも察してくれた様子だった。

診察はすぐに終わった。
獣医さんは私のところまで来て結果を教えてくれた。
「体重も増えてますし、今のところは大丈夫そうです」
よかったー!

お疲れサンジ君

嫌いな注射がなかったせいか、それともオヤジに抱かれていたせいか。
サンジはいつもより落ち着いているように見えた。
車のなかでミャーミャーと鳴くこともなかった。

受け答えはちょっと難しいオヤジだけれど、「サンジを抱えて診察室を出入りする」という仕事はきちんとこなしてくれた。
助かった。

コメント

  1. お父様グッジョブ‼️

    • ありがとうございます。猫を抱いてただけですが(笑)