母がショートステイから帰ってきた。
1年ぶりのショートはどうだった?
「お昼ごはんがごちそうだったの!おいしかった!」
揚げたての天ぷらを食べるイベントがあったらしい。母はいたくゴキゲンである。
ただし夜は眠れなかったという。個室といっても施設の夜はにぎやかだから。
「昼間は本を一生懸命に読んだよ。一生懸命にならないと読めないの。いろんな人が次から次から覗きにくるから。『どんな本読んでるんや?』とか『あんたこんな細かい字を読めるんかいな!』とか『この題はどういう意味?』とか。うるさいねん!」
・・・お疲れ様。
オヤジにも「ショートステイに行ってみない?」と水を向けたところ
「絶対にイヤ」
と断固拒否。そりゃまあそうだろう。71才の要支援1でショートステイ使う人もおらんやろし。
なんなら私がショートに泊まりに行きたいな。
だって、上げ膳据え膳だよ?
揚げたての天ぷらが出てきたりするんだよ?
掃除とかしなくていいんだよ?
優しくお世話してもらえちゃうんだよ?
部屋にはテレビもあるし、一日中、まーったり過ごせるなんて・・・
天国やん!!!
そんなに長くは無理だろうけど。
1泊くらいなら泊まりに行きたいなあ。
「ハハハ、トシとるまで待っとき」
と母は笑うけど。
私が高齢になったとき、ショートステイが使える保証はなんにもない。
介護保険そのものが崩壊している可能性も高いのだから・・・。
コメント
お母様、楽しい時間を過ごしたのですね。
わたしの母は特別養護老人ホームに入っています。
最初はとても心配しましたが、今はなじんでそれなりに楽しく過ごしているようです。
それは、職員の皆さんの手厚いお世話のおかげで、心の底から感謝しています。
わたしも年を取ったら、施設に入りたいと思っています。
でも、入れるかどうかわからないですよね。
そもそも介護保険制度が・・・
どうなるんですかね。日本の高齢者福祉。
お母様、いい施設さんに出会えてよかったですね!
住めば都というか、うまく流れに乗れたということでしょうか。
私も、高齢になったらどんな人にお世話になるんだろう、と時々思います。
介護士が足りないから介護ロボットでしょうかね。
介護保険はどうなるんでしょう・・・
今のまま続けることは不可能みたいなので、じわじわ厳しくなっていくのでしょうか。
想像すると怖いですね。