腎臓病でなかなかゴハンが食べられないサンジに、動物病院の看護師さんが
「ぜんぶ持って帰って!」
キャットフードの試供品を山ほどくれた。
「ひとつくらい口に合うものがあるかもしれないから!」
ありがたく頂いて、帰宅後さっそくサンジに食べさせてみるが・・・食べない。
2粒3粒の強制給餌を繰り返すが、なかなか苦労をする。
そんなんことをやってると、廊下のほうでゴソゴソとビニール袋の音がした。
「あっ、やられた!」
元気なシシィが、残りの試供品の袋をぜんぶ食い破り、キャットフードをそこらじゅうに散らかしながら
「試供品パーテイにゃーーー!」
と盛り上がっていたのだ。
・・・楽しそう。
開いちゃったものはしかたがない。
湿気る前に食べちゃわないといけない。
「サンジ、おまえも頑張れ」
と、食い破られた試供品を片っ端からサンジの口に押し込んでいく。
サンジは薬みたいに無理やり飲み込んでいたが、何袋目かで
「あれ?おいしいやん」
と気がついた。
「これはイケる!」
そこからは自分で食べた。
ぱくぱく食べた。
たくさんではなかったけれど、でもちゃんと食べた!
で、サンジが気に入った試供品はどこのキャットフード・・・?
お、おう・・・
赤ちゃん猫用かよ・・・
若ぶってんなあ・・・
まあ、高カロリーだし、ちょうどいいんだろう。
胃腸が動きだしたのか、今日もサンジは試供品食べていしる。
いつものゴハンも少しずつ。
おもちゃで遊ぶ元気もでてきた。
もう少し。
もう少しだ。
さてさて話は変わる。
私は地元の三田市から「チャレンジャーズアワード」という賞をいただく事になりました。スポーツや文化活動においてチャレンジ精神をもって取り組んだ人の功績を称える賞で、私は去年、斎藤茂太賞を頂いたのが評価されたそうです。
これも皆様のおかげです。
ありがとうございます。
嬉しいです。
んで。今年の受賞者は9人。
市の広報に掲載されたわけです・・・顔写真と年齢とともに。
ちょっと端折るけどこんな感じに。
Aさん(15才)
Bさん(14才)
Cさん(16才)
Dさん(10才)
Eさん(18才)
Fさん(20才)
だださん(46才)
ちょ、ちょっと、年齢!
一人だけ保護者が混じってるよ! って私か!
若者の間に入れていただいてありがとうございます!
友だちから
「中年の星」
と呼んでもらいました。