猫のシシィは母が好き。
母といっしょに寝るのが大好き。
母は体が不自由で、突然動いたりしないから、一緒にいると安心できるのだろう。
だから毎日必ず、母とお昼寝をすることに決めている。
しかも必ず、母の右側で・・・母は右しか見えないから。
しかし母はそんなシシィを
「邪魔!」
と切り捨てる。
「暑苦しい、どいてよ!」
意地悪を言いながらも、母の顔はニコニコ笑っている。天の邪鬼である。
母が起きようとすると、シシィは腕にしがみついて引き止める。
「行かないでー! もっと一緒にお昼寝しようよ!」
私が帰宅するとシシィは玄関まで飛んできて
「おかえり! おかあさんは?」
と尋ねるし、母がデイから帰ってくると
「おかあさん帰ってきたーーー!」
大騒ぎでお出迎え。
そしてベッドにぴょんと跳び乗って
「さあ、おかあさん、一緒に寝ましょう!」
と誘うのだ。
そのたびに母は相好を崩しながら
「もう、私は猫なんか大嫌いなんだからね!」
と怒ったフリをしている。
猫の寝顔をみていると、こちらまで眠たくなってくる。
我が家は今日も平和である。
テレビ見てたら
「三毛猫のオスは高く売れるがメスにはなんの価値もない」
と言ってる人がいたり、
「ペットショップで売られている犬猫はどういう個体に高い値段がつくか」
というトリビアを解説していたりする。
なんだかモヤモヤする。
命に値段をつけるのはどうもモヤモヤする。
「人身売買はダメなのにどうして犬猫の売買は合法なんだろう?」
という子供の頃の疑問はいまだに解けない。
コメント
シシィさん、可愛いですね。配色の絶妙な三毛柄も素敵です。
動物の命は軽んじられてますよね。皆生きる権利があるはずなのに。。
ボブは交通事故死みたいです。もっと長生きできたのではないかな?と思う動物悲しくなります。
サンジ君、療法食に飽きたのですかね。ここで諦めると腎臓の数値が悪化すると思いますので、負けないで下さい。私なら、ドライフードはお湯でふやかして、強制給餌します。または他のフードを探します。
ボブの分まで、サンジ君には元気で長生きしてもらいたいです。
ありがとうございます。
我が家に最初に来てくれたのが三毛だったこともあり、シシィに出会った瞬間「この子だ!」と母が決めたんです。
サンジは今は4種類のフードを取り混ぜて、なんでもいいからとりあえず体重が減らないように頑張っています。
病院もフードも薬も、本気で嫌がったらあきらめます。
無理強いして長生きさせるのは我が家の方針じゃないので…
今のところはちゃんと食べて元気なのでしばらくは大丈夫だと思います!