こんな時こそ、本を読もう

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本を読みたいな。
近頃、強くそう思うようになった。

ニュースが怖くて、テレビを見るのがしんどいからだ。
もちろんニュースは大事だ。
現実を知らなくては戦うことができない。
でも、ときには現実逃避だって大事じゃないだろうか?
疲れた心と頭にはリラックスが必要だ。

今はどこにも遊びに行けないが、本を読めばどこにでも行ける。
太陽がしずみゆく地平線。
風のふきわたる草原。
都会の雑踏やなつかしい田んぼ道。
表紙をひらけばそこに世界が広がっている。

現実逃避がしたくて、コロナウィルスを忘れたくて、本をひらいた。

ひらいたら、本の中でも謎の疫病が流行っていた。
なんでこんなにタイムリーなのを借りてきたんだろう・・・ファンタジーだけど、病気と闘うお医者さんたちがすごい。

よし、次はマンガを読もう。
大好きな浦沢直樹作品を1年ぶりくらいで読み直そう!

・・・しまった、これもウィルスの話だった。
15年ほど前のマンガだが、まさに今日の世界が描かれていてびっくりする。予言かよ!

へこたれずに違う本を読もう。
映画館も閉まっちゃったから、ノベライズを電子書籍で・・・

ぎゃー!
こわいー!
でも、ニュース見るよりホラーのほうが罪がなくていいかも!(実は怖くてまだ読めてない)。

へこたれないぞ!
探すんだ!
あんまり怖くなくて罪がなくて、ハッピーエンドで読後感のいい小説!

・・・かどうかは、まだ読んでないからわからないけど。
今日買ったのは、この本。

だって表紙が猫だったから。

本は、読み始める前の一瞬が好き。
・・・どきどきする、あの感じ。
何が待ち受けているのだろうという期待と不安。
もどかしく扉ページをめくる。
薄い紙1枚めくったら、舞台がぱあーっと開けて、そこには別の世界が広がっている。

私は本のなかに飛び込んでいく。
何もかも忘れて。
怖いことも不安なこともぜんぶ忘れて。
コロナのニュースも感染者数も、聞こえなくなる。

「トイレ行きたーい!」

まあ、母の声は聞こえてくるんだけど。
ちょこっとずつしか読めないけど。

さて本日の猫写真。
オーストラリアに住む妹が、新たなむかえた子猫が可愛くてたまらないのでちょっと見てほしい。

生後11週目の子猫だそうですが、すごいヒゲじゃない!?

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