我が家は昔から在宅介護ばっかりしてきた家だ。
これまでに祖母、祖父、妹、母とみてきて、このたび新たにオヤジが加わった。
妹は重度重複障害者だし母は要介護5だし、それに比べたら要支援1のオヤジなんて、とんでもなく軽い介護である・・・と、いうわけでもない。
今までの中でダントツにストレスが溜まる。
介護度と介護ストレスはまったく関係がないのだと思い知った。
だが、それよりも!
介護の重さよりもストレスよりも!
オヤジが一人増えて、驚いたことがある。
それは・・・光熱費。
ガスも電気も使用量がグラフになって出てくる時代。
もう、びっくりした。
去年の1月と今年の1月とを比べると、倍!
電気もガスも、使用量が、倍!
もう、びっくり仰天よーー!
妹たちは去年も同じように家にいたから関係がない。
去年と今年の大きな違いは主に
・オヤジが一日中家にいること
・オヤジが寒がりになったこと
この2つだ。
オヤジも去年までは仕事をしていたので日中は電気やガスを使うことがなかった。
だが今年は暖房をガンガンをかけた部屋でテレビにはりついている。
そのうえオヤジは寒がりになった。
一日中じーっとしているから血の巡りも悪いのだろう。
「足が冷えて目がさめる」
というので、毎晩、布団乾燥機をつかって温め、そのうえ電気座布団を足元に置いて寝ている(湯たんぽは途中で冷めるからダメなんだそうだ)
寒がりのせいか、あれだけ嫌がっていたお風呂にも入るようになった・・・のはいいが、風呂暖房(電気)をかけまくり、脱衣所にも小さなヒーターを置かなくてはいけなくなった。朝も、これまでは平気だったのに、ガスファンヒーターをがんがんかけてやらなければ布団から出られなくなった。
心臓が悪いしヒートショックが怖いから仕方がないのだけど。
どうも効率が悪いような気がして仕方がない。
高齢者は何かにつけて光熱費がかかるのだなあと思った。
ちなみに光熱費は私持ちなので頭が痛い話である。