今日はとってもいい日だった。
小学校の子供たちがデイサービスに遊びにきてくれたのだ。社会見学?の一環らしい。
小学校2年生の子供たち。
そりゃあもう・・・筆舌に尽くしがたいほど可愛かった!
ぼけーっとした天然の男の子。
しっかり者の女の子。
恥ずかしがって後ろに隠れちゃう子。
みんな可愛らしすぎた。
そして
「みんなすごく優しくていい子ばっかりなんです!」
って自慢げに言う先生もいい感じだった。
利用者さんは得意のコーラスを披露し、子供たちは『パプリカ』を踊ってくれた。
年齢差はだいたい80才くらい。
それでも『アルプス一万尺』や『手のひらを太陽に』は一緒に歌えたし、子供たちの天使みたいなダンスにおばあちゃんたちは熱狂した。
それはそれは幸せな30分間だった。
子供って、未来だし、夢だし、希望だ。
無限の可能性そのものだ。
日頃は表情も乏しくじっと座っているだけの利用者さんが、子供たちのダンスに手を叩いて喜び、子供たちが一言しゃべるたびに大笑いしていた。今まで見たこともない表情だった。子供のチカラってすごいと思った。
授業の一環なので子供たちからの質問のコーナーがあった。デイサービスはどういう人が来るところなのですか? ここでは、どんなことをするのですか? 私も質問を受けた。
「どんな仕事をするのですか?」
デイサービスのヘルパーはどんな仕事なのか?
実際のところ仕事内容は多岐に及んでいる。トイレや入浴の介助もあれば、レクリエーションにコミュニケーション、健康管理、食事の支度や掃除などなど。
でも私は一言でまとめた。
「利用者の皆さんと一日楽しく過ごすことです」
自分も楽しみつつ利用者さんに楽しんでもらうことが仕事だと。
レクリエーションやコミュニケーションはもちろん、トイレもお風呂も健康管理も掃除も、すべて利用者さんに楽しく気持ちよく過ごしてもらうためだし、同時に、自分自身が楽しく気持ちよく過ごすためのものでもある。
利用者さんが楽しくなかったら自分も楽しくないし、自分自身が楽しめなかったら利用者さんに楽しんでもらうことなど不可能だと思う。
だからデイでは頑張ってテンションを上げていくし、自分から楽しむようにしている。
授業的には正解じゃないかもしれないけど、それが私の答えだ。
だってさあ、今日のレクで作ったおやつ、すっごく美味しかったんだよ!
安納芋の蒸しパン!
テンションあがるよ!
めっちゃ楽しいよこの仕事!
上司「あの子たち、次は中学の職業体験で来てくれるといいなー」
先輩「そんで将来、働きに来てくれるといいいなー」
・・・まあ、可能性は低いやろけどなー。
本日の猫写真。
ミー先輩、さりげなく売り出されてたよ…安いよ…。