「ねこ専」いってきました

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一般に「在宅介護をしていたらどこにも遊びに行けない」と思われがちだが、我が家は違う。たしかに一人で遊びにいくことは難しいが『母と2人で』行けばいいだけだ。
「このあいだはお母さんのプチ同窓会に付き合ったんだから、今度は私の番!」
ということで。
大丸須磨店まで行ってきた。

『ねこ専』!
猫の写真とかイラストとか猫グッズとかの作品展。

「猫なんて、うちのサンジとシシィで十分じゃないの」
と自称・猫嫌いの母は言うけれども。
行ってみると
「うわああああああ、かわいいねえ!」
可愛い可愛いと百万回くらいくりかえしていた。誰が猫嫌いやねん!

一方、私はといえば・・・

狂喜乱舞していた。

ミーハーの自覚はあるけれど、こんなに盛り上がったのはいつ以来だろう。だって好きな猫写真家さんが2人もそろってるんだもん!

お一人は、五十嵐健太さん。『飛び猫』を最初にみたのはいつだったか。青い海をバックに鮮やかなジャンプをきめる猫の写真が、明るくて爽快で胸をすくようだった。家のことでしんどい時期だったので、気持ちのいい写真をみるとスーッとしたものだ。


2020年 飛び猫カレンダー

会場で買おうと思って我慢してたカレンダー、すでに売り切れてました。ご本人に「Amazonで買ってください」って言っていただきましたので、そうします。

もうお一人は、沖昌之さん。


必死すぎる猫~前後不覚編

このお尻だけで惚れてまうわ! 沖さんの『必死すぎるネコ』たちはみんな人間くさくて、いっぱいお喋りしてくれる。どうしてこんな必死なポーズになったのか、このあとどうなったのか、それぞれの物語を想像してしまう。私は文字でこんな物語を書きたいと思う。

一体どんな人がこんな素敵な写真を撮っているのだろう。そう思ってSNSやテレビを見てたけど、この『ねこ専』にそろって在廊と書いてあったので、これは行かなくちゃ! と母を引き連れていったのだ。母も、写真集よりパネルのほうがよく見えるからね。

なんていうかお2人とも、めちゃめちゃ優しい人オーラがにじみでてました…これは猫のほうが寄ってくるわ…人間も寄ってくるわ。

グッズ買って、サインもいただいて、私にしては珍しく散財した幸せな一日。そんな私を見て、自称・猫嫌い(ウソ)の母もニコニコしていた。

「介護は鏡のようなもの」と誰かが言っていた。介護者が疲れてイライラすれば相手もイライラするし、笑顔でいれば笑顔が返ってくると。肉親ならよけいにそうだろうと思う。相手のために、互いのために、自分がちゃんと楽しむことはとても大切だと思う。

でも家に帰ると、

うちの猫たちはかなり不機嫌なことになってました・・・。

コメント

  1. だださま

    素敵なお出かけで散財され、
    自称・猫嫌いのお母さまも大喜びで良かったですね。
    今日も一日お疲れ様です。

    あこがれのだださまからメールをいただいて恐縮しています。

    お忙しくされているのに、私のような一読者にもお言葉をいただけるとは有難い事です。

    今日はだださまからメールを頂けたことが嬉しくて、気が重い会議も赤面症とどもりで辛い発表もやって退けることができました。

    だださまさまです。ありがとうございます。

    人生楽しんだ者勝ち!
    が口癖のお母さま見習って
    今を楽しんで
    今だけちょっと頑張ってみます。

    • お仕事おつかれさまです!
      会議で発表とか緊張しそうですね・・・
      私も苦手な仕事のときは(調理とか)いつも気が重いです。
      しんどい仕事の後にはごほうびを用意したりして。
      昨日のお出かけは自分にとって大きなごほうびでした。
      お互い、楽しいこと、たくさんやりましょうね!