自分で決める。

去年の秋に『私の肩書き』という記事を書いた。肩書をきかれてもうまく答えられない、という話だ。私はフワフワしていて自分自身がいまだ何者なのかよくわからない。

だがいいかげん、そろそろ決めようと思った。
名刺を作らなくちゃいけないから。

相変わらず私はフワフワしたままだ。ただ、名刺に記す肩書きとは、自分が何者であるかという「説明」よりも、どうなりたいかという「覚悟」を表すものなのだと言われたので、考えてみた。このさき自分がどうなりたいか。どういう自分であろうとするのか。

介護士。
ブロガー。
作家。

短い言葉を３つならべることにした。

「介護士」は生活の基盤だ。これからも地に足つけて、利用者さんに学びながら生きていく。
「ブロガー」は皆さんに読んでいただいているという自覚としてつけた。
そして「作家」。そんなふうに名乗っていいものか、だいぶ恐れ多いのだけれども、日本旅行作家協会から賞をいただけることになったことですし。私が小さい頃からなりたかった「お話を書く人」、これからもずっと文章を書いていきたいという意味で思い切って名乗ることにした。

このご時世、いつ何が起こるかわからないし、これからどうなるかもわからない。でも昔お世話になった先輩が言っていた。
「大事なのは、自分の人生は『自分で決める』ことだ」
って。他人がどう言おうと、自分が何者であるか、どうなりたいのかは自分で決めるんだ。
・・・まあ、まだ名刺はつくってないんですけどね！

本日の猫写真。

古い旅行写真を業者さんに頼んでまとめてデジタル化してもらったら、懐かしい写真がでてきた！イスタンブールで出会った猫さんです。この猫の顔が好きだった。いつかまた、あんな猫まみれの旅がしたいなあ。