母のおにぎり

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夕飯に、たまにはおにぎりを作ろうということになった。塩むすびと、こんぶと、天かすと青のりを入れたおにぎり。
「おかーさんも作るよ!」
母も意気揚々と台所にやってきた。
「あんたはぶきっちょで、おにぎり握るのが下手だからね!」
たしかにそのとおりだけど、なんかムカつくわ。

母が片手で握れるように、ご飯はラップに包んで分けておく。さあ、作業開始だ! だが母は動かない。ラップに包まれたごはんを前に、じーっと無言で佇んでいる。
・・・どうしたの? おにぎり握ってくれるんじゃないの?
「大変なことが判明したの」
母は深刻な口調で言った。
「左手が動かないの!」
・・・うん6年前からずっと動かないねえ。
「あ、そうだった、忘れてた!」
母は大笑いした。
「ついうっかり!」
2人でむちゃくちゃ笑った。
そのあと一緒におにぎりを握った。私も母もぶきっちょだから、形は汚かったけど、おいしかった。
我が家は今日も平和である。

本日の猫写真。

近頃のサンジはとても元気で、むちゃくちゃ走り回ってるか、ご飯を食べてるか、寝てるか、です。

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