猫だって働いている、かもしれない

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昨夜、私は母の介護ベッドのとなりに簡易ベッドを広げて寝た。いつもは別の部屋なんだけど、母の体調が悪かったから心配で、そばについていることにしたのだ。

が!

眠れない。
ぜんぜん、眠れない!

だって・・・

「ぼくがここで寝るの!」
「ダメ、あたしよ!」
「ここはぼくの場所なの!」
「違うもん、あたしの場所だもん!」
「どいてよ!」
「ぎゃおおおおおおお!」
「フーッ!」

猫たちが激しい場所取り合戦をくりひろげるのだ。母のお腹のうえで。

追い出しても追い出しても、サンジは平気で引き戸を開けて戻ってくる。
猫たちも普段はこんなことしない。きっと私が母の部屋で寝ていることが珍しくて、嬉しくて、ハイになってしまったのだろう。
夜中の1時頃まで猫たちの楽しそうなバトルは続いた。
まあ、母は猫たちを無視してぐうぐう寝てたから、あんまり関係なかったみたいだけど。

朝、話を聞いた母が
「猫ってほんと役に立たないね」
と呆れて言った。
「猫も何か仕事をすればいいのに!」

え?
猫が?
仕事?

「してるよ!」

私は反論した。
猫の仕事は・・・

モフモフでいること。
ゴロゴロ喉を鳴らすこと。
毛布をフミフミすること。
なでて!って頭をだすこと。

帰ってきたら「おかえり、ごはん!」って出迎えること。
お皿の前で正座すること。
好きなごはんのときは
「にゃにゃんにゃー!」
って鳴くこと。
カツオブシの袋を出してくると、じーっと見つめてくること。
ピンクの舌をだして水をペロペロ飲むこと。

ひざの上にのってくること。
新聞の上にのってくること。
パソコンの上にものってくること。
私とスマホの間にわりこんでくること。

それからシシィは
「お手!」
をすること。

おやつを持ってないときは、絶対にお手をしないこと。

猫もいっぱい仕事してるやん!
私の主張に母は
「あんた、幸せやねえ」
しみじみと言った。
うん、幸せ。
猫が好きっていうだけで、人は幸せを感じられるもんだ。

ちなみに母は今日もデイを休んじゃったけど、回転寿司を食べにいったら超ゴキゲンになって、元気になって、「明日はデイに行く」って言っています。よかったよかった。