皆様こんにちは。だだでございます。
前回の更新から半年あまり。
すっかりご無沙汰をしてしまいました。
知人や友人を通し、心配してくださる声もいくつか届いておりまして・・・え、生きてますよ?
死亡説が流れてるってホンマですか!?
いやいや、ありがたいことでございます。
おかげさまで私たち家族も猫たちも変わらず元気にやっております。
ここ数ヶ月何をしてたかっていうと。
介護とはなーんの関係もないところでコミュニティを作り、毎晩、ネットで遊んでいました。
現実がわりといっぱいいっぱいになってしまったので逃避したかったんです。
そこはぬるま湯のごとく心地よい場所。
介護から完全に切り離された場所です。
ずっと年下の仲間たちと遊んだり、おしゃべりしたり、飲んだりしてました。
でもそこはあまりにも居心地がよくて。良すぎて。
文章を書くことすら、忘れてしまったのです。
PCに向かう時間さえ惜しいから。
仕事と家事をする以外の時間をぜんぶ使って入り浸っていました。
依存症になってしまっているのでしょう。
睡眠時間もだいぶ削りました。
でもね。
デイサービスの利用者さんに言われちゃったんです。
私の本を読んでくれた100才のTさん。
ちょっと震える声でこう言いました。
「おたくにはものを書く才能があるのだから、これからも書かなくちゃいけません。
結果がどうであろうと・・・たとえ成功しなくても、読む人がいなくてもね。
ちゃんと、がんばって、切磋琢磨しなくちゃいけませんよ。
神様が与えてくださったものを大事にしないのは怠惰です。」
「ムリをしないで」。
「書きたくなったらでいいよ」。
と、私の周りの人たちは優しく言ってくださってたんですけど。
その方だけは
「書かないことは怠惰だ」
と叱ってくれたのです。
ちょうどその頃。
オヤジがオムツかぶれになりました。
汚れた紙パンツをずっと履いていたからです。
私がもっと気をつけて見ておけばこんな風にはならなかったはずなのに。
「怠惰です」。
利用者さんの声が聞こえました。
もっと現実を向かい合え。
逃避の時間は終わったんだ。
そう言われている気がしました。
その方は今週、施設入所されました。
もうお会いすることはないかもしれませんが、それでもまた
「怠惰だ」
と叱られないように、少しずつでも書き進んでいこうと思い立ち、久しぶりにPCの電源を入れました。
とはいえ書くことは現実と向き合うこと。
わりかし、しんどいのです。
「怠惰だ」
ああ、また叱られてしまう。
少しずつ。
少しずつでも。
毎日PCに向かい、書くことを思い出していきたいと思います。
リハビリだー!