周囲の方に
「よくやってるね」
とほめていただくことがある。
「お母さんの介護と重度障害の妹さんと、よくみてあげてて、えらいね」
と。
といっても妹はだいたい施設に預けっぱなしなんだけど。
それでも。
それでさえも。
・・・これ、いつまでできるかなあ。
と思うことがある。
妹が帰省してくると、私はいつもヘトヘトになってしまう。とくに妹が家に泊まったときは疲れ果てる。わーわー騒いで一睡もさせてもらえないからだ。去年、徹夜明けのまま仕事にいって倒れそうになって以来、無茶をするのはやめたけれど、休みの日でもいろいろ用事があるもので、やっぱり体に堪えてしまう。
母のこともそうだ。2人バイオリンを弾くことは楽しいが、コンサートに出るのは正直とてもとてもしんどい。とくに今年は仕事も増えたし、クソ暑いし、休みの日はお稽古なんか行かないで一日ゆっくりしたいと思ってしまう。
でもそういうわけにはいかない。
母も妹も楽しみにしているから。
私の他にできる人がいないから。
頑張らなくっちゃと思う。
まあ好きで始めたことだし、私だって楽しいから。
しかし私もトシをとる。
年々、体力はおとろえる。
介護力もおとろえる。
オヤジだっていつどうなるかわからない。
今のままの状態は、そう何年ももたないと思う。
徐々に、徐々に。
考えていかなければ。
さらなる楽ちん介護へむかって。
本日の猫写真は、妹の足元に寄り添うサンジ君。妹がてんかん発作を起こして、びっくんびっくん痙攣しても、サンジは慣れたもの。このままの状態でびっくんびっくん蹴られておりました。
「障害があっても、てんかんがあっても、ぼくはU子さんが好き。帰ってきてくれて嬉しいなあ」
と、ずっと妹のそばにいました。サンジはほんまにいい子です。
コメント
だださんに同感‼️です。
いったいいつまで続くのだろう😟
でも、何があっても、なくっても、
サンジくんの域に達したい😁
だださんの文章に癒され、励まされ、
クスっと笑いながら日々を過ごしてます。
ありがとうございます。😊
介護がいつまで続くかは神のみぞ知るですが、
いつまで同じやり方を続けるかは自分次第ともいえるので、
できるだけ楽な方法を探っていきたいですね。
サンジは泰然自若です。
たとえ妹が叫ぼうが暴れようが発作を起こそうが動じず、
「この人は元からこういう人。だから好き」
とフラットな目線でみています。考えてみればすごいですね。