ちょっとだけ泣きたい

朝から悲しいできごとが起こった。
ちょっと泣いてもいいですか？

連続ドラマを見ることは、私の大事な息抜きだ。『直虎』『コウノトリ』『刑事ゆがみ』『監獄のお姫様』『先に生まれただけの僕』・・・。いつもバタバタしてるけど、罪のない物語を眺めている時間だけは脳みそが休憩できる。読書と違って頭を使わないし、洗濯物たたみとかお皿洗いとか、用事を「しながら」見られるから便利だし。

それでもまとめて１時間なんて見てる暇はないので、すべて録画して、時間を見つけてちょいちょいと見る。とくに、昼休みに30分ほど家に帰ってきて、お昼ごはんを食べながらちょっとずつ見るドラマはとっても大事な気分転換だ。

なのに。
そんなに大事なのに。

レコーダーが壊れた！

だいぶ前から調子悪いなあと思ってたが、今朝はもう電源が入らない。振っても叩いても掃除しても、ウンともスンともいわなくなった。2007年製だからもう寿命なのだろう。

といっても買い換える余裕なんかないし。ハードディスクを追加するにはテレビそのものを買い替えなくちゃいけない。いや、ドラマ自体はネットがあるから見る方法はいくらでもある。でも、ちゃちゃっと空き時間に、って難しいなあ…。

ああもう、なんで壊れたんだよーーー！

シシィさんに叱られました。

レコーダーが壊れたことで、もう一つ深刻な問題がある。

うちの怪獣みたいな妹は、施設から帰ってくるたびに、録り溜めた『ふしぎ発見！』を8時間ぶっとおしで見ることを楽しみにしてる。私のドラマは見られなくても悲しいだけで済むが、妹はすごくガッカリするだろう。

それに、重度知的障害のある妹はレコーダーが壊れたなんて事情は理解できないかもしれない。私が意地悪して見せないのだと思うかもしれない。そうなったら、もう・・・ゴジラの襲撃である。

「どうして見せてくれないのよーー！ギャオオオオオオオ！」

怒りのあまり叫びまくることは目に見えている・・・私マジで倒れるかも・・・宝くじ買おうかなあ。