介護者は年賀状づくりに追われる

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きのう、デイのお散歩で紅葉を見にいった。
まだちょっと、早かったけど。

「キレイやなー」
「秋やなー」
「秋はええなー」
「でもすぐ冬になるな!」
「もう年も暮れるしな」
「言うてる間にお正月くるで」

お正月!
ゾッとする言葉だ。

正月が来るまでに片付けなければいけないことが山ほどある。面倒くさくてたまらないが、年に一度だから逃げられない行事。その一つが、年賀状づくりだ。

年賀ハガキを買って、デザインして、宛名を整理して、一日がかりで印刷する。何が大変って、その数だ。自分の年賀状だけではすまない。父、母、妹、家族全員分の年賀状を私ひとりで作らなくちゃいけない。母は携帯のアドレス帳がパンパンになっていたくらい付き合いの多い人だから、母だけで100枚くらいの年賀状を作る。

正直、ちょっとしんどすぎる。年賀状は介護者を追い詰める風習であるとさえ思う。だが「なるべく減らしたいんだけど」と提案すると、母はとっても悲しそうな顔をする…。

しかも今年はプリンターが壊れた。ちょうどいい機会だから今年は外注することに決めた。便利な世の中になったもので、ネットで注文すれば宛名書きまでやってくれる。お金で労力と時間を買うのである。せめて年賀状だけでも11月中に済ませてしまい、少しでも楽に年を過ごすためだ。
「倒れない!」
これが私の年末年始の目標だから。

本日の猫写真。相変わらずの猫2匹。

頑張れサンジ!負けないでー!

コメント

  1. >父、母、妹、家族全員分の年賀状を
    >母だけで100枚(!)くらいの年賀状を
    …娘・姉・介護キーパーソンの鑑!
    で す が、

    >私ひとりで作らなくちゃ
    いやいやいやいや、住所録のチェックだけでも相当な労働ですよ。
    他のご家族がご自分でできない以上、だださんがなさるのは仕方ないのかもしれませんが、やっぱり頑張りすぎだと思います。
    外注は費用がかかりますが、そういう生きた出費(だださんの負担が軽くなる)は必要不可欠、最優先です。

    それにしても、ああ〜もう年賀状なのか〜ついこの間、今年の元旦宴会でひいひい言ってたはずなのに、もう次?

    • 本当にねえ、もう、ですよ!!!
      いらないんですよねお正月(笑)

      介護者にとって人とのつながり、といえば聞こえはいいですが、人脈は命綱。
      その命綱を守るためにも折々の挨拶は欠かせない、というのが母の持論です。
      ところでTVとハードディスクを買うお金は生き金といえるのでしょうか、悩むところですわ…。

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