地元でお花見

雨が上がり、本格的なお花見ウィークが始まった！
・・・とはいえ昼間は仕事なので。
朝から桜をさがして散歩に出る。
町を出て、田んぼのなかの１本桜。

田んぼの桜

・・・晴れたらきれいな樹なんだけどなあ。

夕方は、両親をつれてのお花見だ。
川辺の桜並木。

知らないおじさん写ってごめんなさい

車椅子を押すオヤジ

オヤジが母の車椅子を押す。
えっちらおっちら歩いていく。
ゆっくりゆっくり歩いていく。
「ああ、しんど」
ため息をつきながら。
去年はもっと先まで歩けたのになあ。
私までため息をつきそうになっていたら、母が無邪気な声をあげた。
「おとうさん、車椅子を代わってあげようか？私が押してあげるから」
母は今でも歩ける気でいるらしい。

オヤジはいつまで歩いて花見ができるかな。
いつまで３人で出かけられるかな。
そんなことを考えながら花を見上げる。
桜はほんのりと黄昏色にそまっていた。