正月休みを返上する理由

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介護の仕事って、基本的に連休がない。
うちの事業所ではゴールデンウィークは祝日手当がつくが、お盆は完全に平日扱い。
私は土曜も仕事だから連休になるのは正月だけだ。

そういうわけで、唯一の連休である年末年始をそれはそれは楽しみに・・・してたんだけどな。
どうにも目の離せない利用者さんがいて。
「私、年末年始も入ります」
って自分から言ってしまった。

・・・だって、いたたまれないじゃないか。
暗闇の中、テレビもラジオも、話し相手も温かいご飯もなく、寝返りさえうまく打てず、汚れたオムツに浸りながら、たった一人で新年を迎えるなんて。
年をまたいで何十時間もその状態がつづくなんて。
私なら、ほんの30分でもいいから誰かそばにいて喋ってほしいと願うと思う。

誰かがやらないといけない仕事なら、私がやろうと思った。
年末ギリギリのタイミングだから人手を増やせない。
そのうえ私以外のヘルパーはみんな子供や孫がいる。
子供たちのお正月からお母さんやおばあちゃんを奪ってはいけない。
その点、私は気楽な独身。
せいぜい
「家事をする」
という予定しかない。
ほぼ平日である。
それに、家でも仕事でも、どっちでもオムツ交換や食事介助をするんだから同じである。
むしろ家でオヤジにイライラするよりマシだろう。
母にはお昼寝をさせておけばいい。
それで自分から希望して、鬼のような正月シフトを組んでもらった。

猫の寝顔が私の癒やし

もっふもふ

重度障害のある妹は、施設で年を越す。
施設の職員さんは夜勤をしながら年を越す。
誰かが頑張ってくれているからこそ、私たち家族はやっていけてる。
だから私も頑張ろうと思う。
少しでもどこかに恩返しをしたいと思う。

コメント

  1. いつもブログ拝見してます。
    だださんの利用者さんは幸せですね、だださんの利用者さん達は素敵なお正月を過ごせますね、だださん、かっこいい!
    私も年末年始は母の介護、頑張ります!
    だださん始め、年末年始返上でお仕事される介護従事者さん、どうもありがとう!
    頭が下がります。

    • ありがとうございます。
      インフラや小売など、お正月も働く仕事って本当に多いんですよね。
      なにより在宅介護する家族って基本的に休みなし!というか正月が一番しんどい(笑)
      介護職も家族もみんな頑張ってるんですよね。
      お互いに頑張りましょう!

  2. だださんが来てくれるからお正月を安心して迎えられる方々もいらっしゃいますね
    我が家も子供も孫も居ませんから1日も仕事です。いつもお盆やお正月は子供さんが居られる方々にお休みを取って貰えるように我が家は通常、土日も他の方とは逆、それでいいかなと過ごしてきました。
    老後は心配ですが、仕方のない事
    両親を送って自分達を送ってくれる人は居ませんから、頑張って仕事出来る間にしておかねばと思います。

    よいお年を利用者様と迎えられるのも
    いいですね、皆様の笑顔が見たいそう思います

    • じーじょさんもお仕事なのですね。
      まあ正月なんてどこも混んでるんで平日に休みをもらえるほうがありがたいですよ(負け惜しみ)
      >両親を送って自分達を送ってくれる人は居ませんから、頑張って仕事出来る間にしておかねばと思います。
      そうですね、私も家族の介護いっぱいするけど自分の介護はしてもらえない(笑)
      このご時世、仕事があることはありがたいので、頑張って稼ぎましょう~
      お互い、体には気をつけましょう!

  3. 一度コメントさせて頂いてから毎日ブログ拝見しています。父の介護が終わりを迎えそうな中、もっと早くだださんのブログに出会えていたらと思ってます。だださんから介護の心得というか、とても学ぶ事が多いです。父が笑顔で生活するには私が笑顔でないといけないとか、色々な事が出来なくなっていく父を受け入れるとか…。私は何をやっていたのかな…。今はまだ元気な母ですが、いずれはまた来るであろう介護生活をだださんのブログと共に楽しめたらと思ってます。
    それにしても今日のブログの内容はとても切ないです。訪問介護を自宅で待っているお年寄りの方が寝たきりで何もできないなんて…。これが現実なんですね。

    • ありがとうございます。
      笑顔で介護するのって本当に本当に難しいですよね。
      私も母はともかくオヤジとはケンカばっかりです。
      何もなくてもついつい剣のある口調に・・・。
      きっとみんな同じですよ。

      独居で寝たきり、わりと多いんだと最近になって知りました。
      家族はいるけど独居って方も多いです。
      どの人にとっても世界は残酷で人生は過酷です。
      だからこそ少しでもお手伝いできればと思います。