見守りカメラで危険を察知

今日は火曜日。
私は仕事。
両親はお留守番の日だ。

お留守番のあいだ、両親はほとんど別々に過ごす。

オヤジはテレビをぼんやり眺めて。
母は本を読んで。
２人が一緒に過ごすことはほとんどない。

・・・ない、はずなのだが。

仕事の合間に見守りカメラを覗いてみると！

あれ？
母の部屋にオヤジがいるぞ？
しかも挙動不審だぞ？

本を読む母。うろうろするオヤジ。なにこれ？

オヤジの動きがあまりにも不審すぎるので、Alexaを通して呼びかけてみた（オヤジは電話に出てくれない）。
・・・おとうさん、何してるの？ 何かあった？

「うん、あの、あのな、かあさんをな、ベッドに寝かせてやろうと思って」

オヤジったら、母の移乗を企んでいたー！

あかーん！
オヤジは自分一人で歩くのもフラフラなくせにー！
移乗なんかしたら絶対に落とすー！

とも言えないので、私は慌てて

「もうじきヘルパーさん来るから！ 大丈夫だからそのままで！ありがとうね！」

と言っておいた。

「そうか、ヘルパーさん、来るのんか」

寂しそうな声が答え、そのあとのカメラ映像には、ティッシュの場所を動かしたり、テーブルをいじってみたりと、甲斐甲斐しく母の世話を焼こうとする働くオヤジと、我関せずな様子で本を読みつづける母とが映っていた。

オヤジは、私が留守のあいだに母に何かしてやりたくてしょうがないんだろうなあ。ちょっと前までは２人で神戸までデートに行ってたくらいだから。何かしてもらえることがあればいいんだけど。

本日の猫写真はミー先輩。プライムデーのセールでキャットフードをたくさん買ったから、先輩にも食べてもらおうかな。