本日の我がデイサービスのお昼ごはん。
今日はあっさり系メニューだけど、どれもぜんぶ美味しい!デイサービスといっても濃すぎず薄すぎず絶妙なのだ。もちろん味噌までぜんぶ手作りだよ!
利用者さんには帰り際に日記を書いてもらうんだけど、そのとき必ず「お昼ごはんのメニュー」を記してもらう。これが難しい。
「卵焼きは覚えてる」
「味噌汁もあったな」
「山芋の梅和えおいしかった!」
「あとなんだっけ?」
そこでヘルパーが助け舟を出した。
「ポテトとポークビーンズです」
と。
「じゃがいもと豆の炊いたん」とか言っとけばよかったのになあ。
「ポテトとポークビーンズ」ときたもんだ。
「とうふびーんず?」
「違うで、とうぶぴーんず、やで」
・・・いえいえ、ポークビーンズです。ポー、ク、ビー、ン、ズ。
「と、く、ぴ、ん、ず!?」
・・・それとポテトですね。
「ポテトびんず?」
「ちがうで、ポテトってほら、ジャガイモのことやん」
「ジャガイモピンズ?」
「それとは別や!ほいでポテトはじゃがいもや、って」
書き上がった日記にはカタカナで
『トゥブピンズ』
『じゃがいもとポテト』
と書いてあった。
混乱させて申し訳ない。利用者さん愛してる。
新型コロナウィルスのせいで介護業界も打撃を受けた。
倒産して閉鎖になった事業所もあるくらいだ。
そこで厚労省は、デイサービスやショートステイの介護報酬の算定ルールの特例を公表した。
利用者の同意を得られれば、実際よりもちょっとだけ水増しして請求できるらしい。
たとえば月1日だけ、実際よりも2時間長くデイサービスに居たことにして利用料を請求できるということ・・・かな?あってる?
この特例を使えばお国から介護報酬を多くもらえるので事業所は助かる。
潰れないですむかもしれない。
一方、利用者には負担が増える。
ほんのちょっとかもしれないけど増えることは増える。
もしも介護保険の点数オーバーってことになったら大変なことになるだろう。
それがあるから事業所も踏み切れないでいる。
経営がヤバくて少しでもお金がほしい事業所。
少しでも節約したい利用者。
私はどっち側の気持ちもわかるつもりだ。
でもとにかく事業所がつぶれたら、母も私も行くとこなくてほんとに困るから、コロナ募金のつもりで応じたいと思う。