脳出血は時間との勝負

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俳優の清原翔さんが脳出血で入院したというニュースを読んだ。まだ27才。幸い命に別状はないようだが後遺症などはわからない。

脳卒中は時間との勝負だ。
うちの母も脳出血だった。
オヤジと2人でレストランに向かっている途中、突然、ろれつが回らなくなった。
オヤジはパニック状態で家に引き返し、叔母に電話をかけたという。
「家内の様子がおかしいんだ、どうしよう」
「すぐに救急車を呼んで!」
救急車は来てくれたものの、夜だったためか病院に受け入れてもらえなかった。

市内の病院はダメ。
隣の大きな病院もダメ。
遠い神戸の病院まで断られた。
山奥の市民病院が受け入れてくれるまでに小1時間かかったという。
それから病院までさらに30分。

もっと早く病院に運ばれていたら。
せめて昼間だったら。
こんな田舎じゃなく病院がいっぱいある都会に住んでいたのだったら。
・・・もし、その日、私が旅行にいってなかったら。
結果は違っていただろうか。

過去の「もし」を考えるのは愚かしいことだ。
なんの意味もないことだ。
だから今はただ、未来ある若い俳優さんが元気に帰ってくることだけを祈っている。

ねむねむシシィさん

それでも、もし、母が脳出血を起こさなかったら、私たちはウィーンへ行かなかっただろうし、本も出さなかっただろうし、賞もいただけなかっただろう。
猫のシシィとも出会わなかったかもしれない。
・・・禍福はあざなえる縄の如し。

コメント

  1. ニュースみて、ドキンとして
    息つまり
    ましました。

    若さに期待して
    後遺症なく俳優さんに
    復帰してもらいたいです。

    脳の病は残酷だから…

    くも膜下を二回も乗り超えた
    星野源さんの様に 元気に
    良くなってほしいです。
    頑張ってほしいですね。

    • ほんとにびっくりしましたね。
      若くてもけっこう多いのですね・・
      ほんとに、星野源さんみたいに。
      元気で帰ってきてほしいです。