「だださんって、休みはあるの?」
と訊かれた。
…はっ? 休み?
在宅介護してる人ならみんな同じ答えを返すだろう。
「うーん、ないですね」
仕事のない日は自分ちの介護と家事にあけくれる。2,3ヶ月に一度はショート行ってもらうから、その一日(いや半日)だけは自由だけど、役所いったり銀行いったり自分の病院いったりで終わる。まあ普通「休み」ってそういうもんだろう。もちろん自分の友達にはめったに会えないが、母の友達には月に何人も会ってたりする。
そんな私の一番の楽しみは、土曜の昼ごはんを一人で食べること!
私一人だー!
って思える幸せ。
基本はなんでも「一人」が好き。ぼっち万歳。
いま通ってるのは百円のパン屋さんだ。
私はオンもオフも介護三昧だから、たとえ30分でも介護から離れる時間は大事なのだ。ひとのケアではなく自分のケアをする時間。
しかしこの先、仕事を増やせば、このささやかな幸せまで消滅の危機にさらされてしまう。なんとかやりくりして、土曜のランチタイムだけは死守したいと思う。
人間、息抜きも大事だからね。
あ、猫たちをモフってる間も息抜きか…
コメント
私も母の介護をしていた頃は、たまに一人でスパゲッティ屋に行ってスパゲッティを食べるのをとても楽しく思いました。だからだださんの気持はよーくわかります。
介護の生活が終わってしまった今はそんな生活を懐かしく思い出します。
介護って、相手との距離感がとても近いですから、人疲れするというか…よけいに自分一人の時間が大事になります。
でも私もいずれsumieさんのように、今の生活を懐かしく思い出す日が来るのでしょうね。