私はAmazonのプライム会員だ。このあいだ年会費が値上がりしたと発表されて少し悲しかった。
3900円→4900円。
一気に1000円も上がった…それでも1カ月で408円…まあ、いっか。
値上がりしてもプライム会員を止めるつもりはない。
我が家はプライムを使い倒しているからだ・・・主に母が。
・プライムミュージック
音楽が聴き放題のサービス。朝の弱い母のために、目覚ましがわりに音楽を流す。その日の天候や気分によってアレクサに頼んで見る。「ベートーヴェンの『運命かけて』」「元気の出るクラシック流して」「ヴィヴァルディかけて」などなど。オーソドックスなクラシック曲なら大抵かけてくれる。妹は、施設から帰ってくると一日中、ほんとにもう、ずーーっと途切れなしに一日中聴いてる。
・プライムビデオ
映画やドラマの動画見放題サービス。これがあるから母は「見たい番組がなんにもない。退屈!」から免れている。雨でどこにも行けない日や、番組改変の隙間に、日本の映画やドラマを見ている。近頃は『民王』と『BORDER』がお気に入り。好みの問題もあるけれど、うちはこれで十分かな。
・Kindle PrimeReading
電子書籍の読み放題サービス。
高次脳がひどくて文字を読めなかった頃、母はタブレットの電子書籍をつかって読み方の練習をした。電子書籍様様である。今でもときどき読んでいる。PrimeReadingは電子書籍の図書館みたいなもので同時に10冊まで借りることができる。借りられる本はかなり限られるけど。
・定期おトク便
毎日バタバタしているから買い物もそう簡単じゃない。「あ、忘れてた!」がしょっちゅうだ。「オムツが足りない!」なんてことになったら大変なので、尿パッドはAmazonの定期購入を利用している。毎月ダンボールで箱買いだ。もちろん送料無料。以前はドラッグストアで定期購入していたが、変更するときなどはAmazonのほうが気が楽だった。
ただし、買い物はAmazonが一番安いってわけじゃない。同じものでも楽天市場のほうが安かったり、近所のドラッグストアが最強だったりする。
現在、高齢の人たちの多くは買い物難民だ。足が弱ってスーパーに行けない。体力がなくて一人では外出できない。家族がいればいいけれど、一人暮らしの高齢者は本当に困っている。
ヘルパーと買い物に行くこともできるが、それも近所に店があればの話で、田舎だと無理だ。週1回きてくれる生協さんが命綱。
「コープさんは便利やけど品物が限られてるし、ヘルパーさんに頼めば買ってきてもらえるけど、やっぱり自分で選びたいよね」
みんなネットが使えたら、この不便も解消されるのになあって思う。
本日の猫写真。母とお昼寝するシシィ。
一週間ぶりに母の布団に入ることができました・・・リフトがある間は部屋に入ることもできなかったからね。