私は母の専属ヘルパー

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デイサービスから帰宅した母のトイレ介助をしていると、突然、
「あんたは上手やねえ」
と母がほめてくれた。
ありがとう。
何のこと?
「車椅子を動かすのも、トイレに座らせてくれるのも、さすがに手慣れてるねえ。いろんなヘルパーさんにやってもらうけど、あんたが一番やわ」
そりゃどうも。だって私はお母さんの専属ヘルパーだからね。お母さんの介護に関しては誰よりも一番詳しいプロだもんね!

えっへん、と威張りながら、ちょっと反省した。
専属ヘルパーのわりには最近サボってるなと。

「なんだかんだ用事が増えて毎日忙しい」
そんな言い訳をして家でのリハビリはほとんどやめちゃったし、この夏はバイオリンもあまり弾いていない。車椅子クッションが傷んできたし、そのせいか姿勢が悪くなってきた気がするけど、しんどいから考えないようにしてた。

私は母のプロヘルパーなのに。
もっとケアしてあげなくちゃいけないのに。
ごめんねお母さん。

おいしそうな入道雲がでてた

が。しおらしく反省したのは一瞬で。
2分も経たないうちに、またしょーもないことで母とケンカしちゃった。

だって母ったら、壁に貼ってある羽生結弦のポスターを見て
「スケート靴に蹴られそう」
って言うんだもん。
百回くらい言うんだもん。
しつこいよ。
写真に蹴られるわけないやろ!
「だってー」
そんなに嫌なら、この写真、はがそうか?
「それはダメ!」
ほな、どないすんねんな。
写真くらいで、やかましいこと言いないな!
「ヘルパーさんの中であんたが一番怖いねー」
母はケラケラと笑った。
しょーもないことでケンカするのも私の特権である。
仕方がないから、羽生君の足のところに何か違う写真でも貼ることにしよう。

コメント

  1. お盆の親戚の接待について
    いちゃもんをつけてきた母親と電話で
    めちゃケンカしました。
    全部こっちにやらせてるくせに
    何もできーんて、ねてるから、大丈夫よ〜と
    励ましながら 当日無事にこなしたのにー😤
    でも!
    喧嘩できるのも、娘の特権なんですね。

    ごめん🙏て、電話しておきます。😅

    • さゆさん、お疲れ様です!
      お盆って大変なんですね…
      頑張っているのに文句をつけられるとつらいですよね。
      誰のために頑張っているのかと考えると…。
      ケンカするほど仲がいいと言いますが、そのとおりだと思います。
      関係の薄い人、介護に関わっていない人は、いくらでも優しくできます。
      たまのことだから耐えられるのです。
      もちろん、血縁のない人はケンカしにくいです。
      だからケンカできるのは私たちの特権です。