ニュースをつければ政治家のセクハラ問題が取り上げられている。私は若い頃にゴルフ場で働いていたのでそれなりにいろいろあったが、介護の現場は比較にならない。なんていうか、もう、もろ出しの性欲である。
このあいだも、別の事業所でヘルパーやってる友人が
「利用者さんが突然、口にチューしてきよったわ」
と怒っていた。
「どついたろかと思ったけど、突き放してケガさせたら大変やし、ホンマ嫌やったわ」
入浴介助やオムツ交換もある仕事だ。訪問介護だと1対1になる。責めたところで相手は認知症の高齢者だから責任能力もないし、家族さんにもなかなか言いづらい。
施設勤務の人からは壮絶な話を聞く。とくに夜勤。胸やらお尻やら掴まれるのはもう素無視。抱きつかれたら笑ってほどく。ここには書けないほどえげつない話もあった。
「もちろん嫌やけど、人手がなくて忙しすぎるから、いちいち構ってるヒマないし、何か考えたり感じたりする余裕すらもないわ!」
殴られたり噛まれたり、生傷も耐えないという施設もある。仕方ないんだ、仕事だから耐えろと言う上司も存在するらしい。心も体も傷ついた介護士が去っていき、人手不足はさらに加速する。
これだけ医療も科学も進歩しているのだから、もっと介護する人を守る術はないのかと思う。せめて、男性の介護職が増えるといいな。
本日の猫写真。
暴れるサンジ君。
写ってないけど私の手に猫キック入れてます。サンジはもちろん去勢手術済ですが、それでも春になるとそわそわして、慌ただしい気持ちになるみたいです。
コメント
こんにちは。お疲れ様です。
お身体ご自愛ください。
介護大変ですよね。
男女介護士を必要だけども、
やはり、女性が求められる現実。
介護される女性は、男性に拒否感ある。
難しいですよね。
お互いに、よき社会になるように願うばかりです。
こんにちは。
私はおかげさまで回復しました。
女性のほうが長生きで、介護を要する方も女性のほうが圧倒的に多いんですよね。
だから女性の介護士が多く必要なのだと思います。
そのぶん男性には男性が介護できるようになったらいいなあと思います。
施設には男性職員も増えたようですが、訪問で男性の人ってあまり会わないので…。
なんとか抑えられる方法があればいいですね。