モヤモヤした本

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本を読んだ。
現実逃避でストレス解消のはずが、えらいモヤモヤとしてしまう本だった。

タイトルは『週末の鳥人間』。

物語そのものにモヤッとしたこともあったけれど、それだけじゃない。なんというか、描かれているべきことが描かれていないような、大事なところが省略されているような、中途半端な苛立たしさを感じた。

なんだこれは? 手抜きなのか? 面白くないわけじゃないのに。

モヤモヤしたまま読み終えたので検索をかけてみた。「週末の鳥人間」というタイトルで。ところが検索結果は
終末の鳥人間』
あれ、漢字が違う?
変換ミスかと思ったが、そうではなくて、同じ作者の違う作品のようだった。


(私が読んだのは「週末」)


(こちらが本編の「終末」)

さらに調べてみると、私が読んだ「週末」は「終末」のアナザーストーリー、外伝だというのだ。上下巻の下巻だけ読んだようなものだ。そりゃあモヤモヤするはずである。

本編が別にあるなんて、そんなん、知らんがな!

きっと本編のほうがずっと面白いのだろうから、そっちを先に読みたかったし、読むべきだと思った。ちゃんと表に書いていてほしいと思った。

本日の猫写真。
百均のハロウィン衣装をまとったサンジ君です。

サンジはシシィと違って数分間着ていてくれました。