入院中でもお出かけを!

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脳梗塞でリハビリ入院中の叔父が、なんだか落ち込んでいる様子なので、外出許可をもらって連れ出すことにした。おでかけは最高のリハビリだからね! もちろん母もついてくる。車椅子の母と胃ろうの叔父を私の軽自動車に乗せて、ちょっとだけドライブだ。

叔父の手足はふよふよ動く。簡単なことなら自分でできるし、ゆっくりとならひとりで歩く。ふよ、ふよ、ふよ、と雲を踏んで歩くような頼りない足取りで私たちの後をついてくる。

到着したのはフルーツフラワーパーク。
うちの近所の道の駅だ。

要介護認定待ち兄弟

写真はフルーツフラワーパーク入り口の花壇。ちょっと歩けば広々とした花壇が広がっているはずなんだけど、に大きな階段があって、挫折した。ふよふよした叔父の体力では、駐車場から入り口まで歩くだけで精一杯だったからだ。車椅子の貸出もあるだろうけど、私ひとりで2台は押せないし。

要介護認定待ちの弟と、再認定待ちの姉は
「ヴィオラがきれいだねー」
って眺めて帰った。

「久しぶりに太陽を見た、ありがとう」
と叔父が言った。
お日様は、万病の薬。
みんなが元気になりますように。

・・・なーんて、いい話っぽくしたかったのだが!

実はこの叔父、ものすごい花粉症で。
花粉症の人を山にかこまれた道の駅へ連れていくということは、
「花粉の真っ只中につれていく」
という拷問に他ならない。

麻痺がある人って、鼻が詰まるとヨダレが滝みたいに止まらなくなるんですよ。
鼻水とヨダレの滝。
私はべつに見慣れてるんですけれども、本人はわりと地獄絵図ですよ。

しかも、ゴックンが苦手な叔父は唾液もあんまりうまくのみこめない。
下手をすると今度は誤嚥の心配がある。

危ない危ない…とすぐに病院につれて帰りました。
こんどはちゃんとアレルギーの注射打ってから出かけましょう。

叔父を病院に送り届けてから、私は自分へのごほうびにソフトクリームを買いました。

本日の猫写真。

洗濯物をぐちゃぐちゃにしたのは、サンジ、あんたでしょ!?と訊いたら
「遊ぶ?ぼくと遊ぶ?」
と返ってきた。シシィと遊んでてください。

コメント

  1. 今年の花粉はなんで!と思うくらいキョーレツ!!
    薬飲んでても目はかゆいし、くしゃみ鼻水出まくり~
    これも経年劣化なんですかねぇ 悲しいよぅ…
    マスクだけのおじさん、そりゃゴーモンだわ。
    次の外出はせめて帽子被してあげて(次、があるかどうか?)

    • そんなきついんですか!
      私ほとんど出ないんで知らなかったです。
      ホントかどうかはわかりませんが、
      「年取ると免疫なくなって花粉症が治った」
      って高齢の方が仰っていました。
      まだまだ若い証拠らしいです。がんばってくださいね!
      叔父は毎年予防注射?にいってるのですが、入院してたらそういうことも疎かになってしまいますね。
      たしかに毛のない頭は隠したほうが安全ですね。

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