歯槽膿漏で犬歯がぬけちゃったサンジ君。抜けた跡がややこしかったので、朝いちばんに全身麻酔の手術をしてもらいました。犬歯がぬけた穴をきれいにして埋めて、ほかの歯の歯石もとってもらって。
避妊以外の手術ってかなり久しぶりだったもんで。
私、思わず言っちゃったんです。
「昔かってた猫が手術をうけたとき、麻酔が切れてしまって、痛みで暴れて点滴が首に巻き付いて死んだんです。それだけないようにお願いします」
「そそそんなこと絶対にしません!!!」
獣医さんは真っ青になってた。脅かしてごめん。
私が病院を出るとき、サンジは先生に抱かれて絶望的な表情を浮かべていた。
きっと
「また捨てられた・・・」
と思ったに違いない(サンジは元野良です)。
ただでさえ子供たちがいなくなって凹んでいるのに、こんな怖い目に遭うなんて、サンジはもう踏んだり蹴ったりの気分だろう、かわいそうに。
幸い手術は問題なく終わり、昼すぎに帰ってきた。
(ぐったりしているサンジ)
サンジがリビングに入るやいなや、
「兄ちゃんおかえりいいいい!」
シシィが大歓迎。
「あそぼおおおおお!」
と飛びかかろうとする。おいおい、今だけはやめてあげて…。
サンジはまだ麻酔が残っているのでフラフラしている。まともに歩くこともできない。そんな様子をみてまたシシィが
「兄ちゃんどうしたの? 大丈夫? あたし、なめてあげるね!」
ペロペロペロ…
「うあああ、傷口はなめたらダメー!!!」
慌てて引き離した。
(まともに動けるようになってきたのでいつもの場所におさまるサンジ)
口に傷口があるので、まだ飲み食いはほとんどしていない。でも食欲は旺盛で、
「食べたい…食べたいけど…」
と皿の前で悶々と悩んでいる。とりあえず今夜は水だけかな。明日には食べられますように!
さあ、お薬をあげてこよう。
コメント
無事に手術は終ったようで、ほっとしました。
思いもよらない昨日のサンちゃん受難の記事は、堪えました。
じかに会ったこともない猫ちゃんなのに、私は
この子にぞっこんなのです。
キャットタワーの上のサンちゃんの表情は普段と変わりが
ないように見えますが、麻酔から醒めたあのと痛みは
さほどでもないのかしら。
そうであるように願います。
サンちゃん、食べたいのに食べられないのは辛いよね。
早く傷口が癒えますように。
ありがとうございます。すごく穏やかで性格の良い子なんですよ。
麻酔からさめたときって絶対に痛いはずですよね…
でも猫だから痛いとこ見せないんでしょうね。
痛いからこそ遊んで気を紛らわせているのかも。
今日はちょっとずつ食べられるようになってきました。
もうちょっとたくさんお水を飲んでくれるといいなあと思います。
サンジくんお疲れさま!
猫は具合が悪くても、とことん我慢するので発見が遅れますよね。
何度後悔したことか…!
食欲あるのなら大丈夫‼️
お大事に!
ありがとうございます。
本当に「ここが痛い」って教えてくれたらいいのにねえ…。
口内炎のチェックでしょっちゅう口の中は見てたのにと後悔しまくりです。
歯周病って犬には多いと聞いていましたが、猫も酷いことになるんだと初めて知りました。
幸い、食欲も遊びたい欲もたくさんありますよー!