母の足が痛む理由

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盆明けはどこを見渡してもみんなグッタリしている。お盆休みというものは、ちっとも休めないものらしい。
「墓参りが…」
「姑が…」
「渋滞が…」
聞こえてくるのはため息と愚痴ばっかり。お疲れ様です。

とはいえ介護にお盆休みなんて無い。我が家は先週も今週も変わらず平常運行だ。
ただ一つだけ変わったことといえば、
「足が痛い」
と母が訴えてきたこと。
「右足の太ももが痛くてうまく立てない」

右足は健側、動くほうの足だ。左足はぜんぜん使えないから、どうしても右足に頼ってしまう。トイレなどで立つときは右手と右足のみで立つ。負担が大きすぎて傷めてしまったのかもしれない。近頃、ほとんどリハビリしてあげられなかったし…。

それにもしかしたら、ストレスが溜まっているのかもしれない。
遊びに行けないストレスが。

母は無類のお出かけ大好き。ほとんど遊びに行くためだけに生きてるような人なんだけど、近頃はどこにも出かけていない。私が忙しいうえに、この暑さだし、夏休みでどこも混んでるし、それに家の車が壊れてしまったからだ。代車の乗り降りは難しいのでなかなか遠出ができない。

今日は若い人が遊びに来てくれたのでだいぶ気が紛れたみたいだけど、気がつけば遊びにいく話ばかりしていた。映画、水族館、ミュージカル。
母は
「いいなあ、行きたいなあ」
ばかり言っている。
・・・ごめんね、連れていってあげられなくて。でも足が痛いから今はゆっくり休もうね!
「『遊びに行く』ってなったら、足の痛いのもいっぺんに治ると思うよ?」
なにその都合のいい足は? 新しいクルマが来たらどっか行こうね!

よくよく考えてみれば、母は私よりずっと頻繁に友達に会うし演奏会も行くし、けっこう楽しんでるはずなんだけどなあ。私もたまには友達と駄弁ったり宝塚みにいったりしたいなあ(お金ないけど)。

本日の猫写真。えらそうなシシィ。

キャットタワーの上から人間どもを見下ろしています。

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