オヤジは毎週、金曜日に晩御飯をつくってくれる。68才にして初めて台所に立ったものだから、最初は鍋の種類も計量カップも知らず、お米の研ぎ方から教えなくちゃいけなかった。
それでも今ではだいぶ慣れ、レパートリーも増えてきた。今日はとろとろの親子丼をつくってくれたよ!
(かまぼこ入り。ついでに福神漬けがのっている…)
味はとっても良かった。母も
「おいしいよ!」
とパクパク食べていた。
だがオヤジの自己評価はとっても低いようで
「ダメだ!まだまだ30点だ!」
と嘆いている。
いや、もう十分に美味しいけど、どこがダメなの?
「昔食べた帝国ホテルの丼に比べたら、ぜんぜん違う!」
何を目指してるんだオヤジ!
なんで帝国ホテルなんだ?
なんで帝国ホテルで丼を選んだんだ?
意味がわからないが、美味しかったから何でも良いと私は思う。
それだけではない。実は、私がいない間に母が失禁したらしい。かつてのオヤジはどう対処すれば良いか分からずオロオロしていただけだったが、今日は
「パンツとズボンを着替えさせてな、その後にヘルパーさん来たから、ちゃんとできてるか見てもらった!」
と言っていた。ちょっと得意そうだった。
えらい、えらい!とみんなで褒めた。
…ダメオヤジ、頑張ってます!
本日の猫写真。
猫じゃらしをつかまえて離さないシシィさん。
片付けようとしたらめっちゃ噛まれました…。
コメント
オヤジさん!いつもこのテーマ楽しみにしています。
おいしそうじゃないですか!!いやぁ~凄いですよ。
うちなんて昨日父と今世紀最大じゃないかというくらいの大喧嘩。
私が仕事から帰ると、母も犬も放ったらかし酒を飲んで寝ている始末。
挙げ句、「飯はできてるでー」って、私が朝用意していったやつやん(怒)
おかげで母のお尻は真っ赤。悲しい。
頑張ってない訳じゃないんだけど、どうも自己中心的な考えが私を苛つかせる。
年頃な父親を持つ子の心配事は山積です。
おおおお、読んでて私が腹たってきましたー!
お母様、大丈夫でしたか?
うちも似たようなことがありましたが、うちの場合は単純に「分からない」「気づかない」という問題でした。
何がダメか、何が危ないか、本気で分からないんですよね…。
短時間でもヘルパーさんに入ってもらうようにしてからは安心して出かけられるようになりました。
お父様は酔っ払ってしまうのはとっても困りますね…。
酔っておられては喧嘩しても届かないのではないでしょうか。
なんとか解決策が見つかりますように!