第３回　オヤジの手料理

日本各地で大雪だそうで。豪雪地帯の方、ご無事でいらっしゃいますか。

今日は降り積もった雪の中にシシィをぶちこむ予定でしたが、兵庫県南東部地方には雪は1ミリも積もりませんでした。ただただ寒いだけ。おもしろくもなんともない。残念でございました。

午前中はきれいに晴れておりました。
サンジが窓辺で佇んでいるので、何を考えているのかと思ったら

窓の結露をなめたいだけでした。

猫って、変なところについてる水滴とか大好きなんですよね・・・。

さて。
昨日は第３回「男の手料理デー」でした。オヤジが晩ご飯をつくってくれる日です。第１回は真っ黒焦げカレーを製作、第２回は途中棄権。今回こそは！ とオヤジは張り切って挑みました。メニューはオヤジの大好物「焼きそば」です。

いつもどおり、母が作り方を教え、オヤジが言われたとおり作る、という方法でした。私が帰宅したとき、キッチンからはジュジューと何かを炒める音と、
「もっと弱火！弱火で！」
と指示をとばしている母の声が聞こえていました。
「弱火で。弱火で。弱火で！」
悪い予感しかしません。

果たして出来上がったのは、「真っ黒焦げの野菜の入った生焼けのそば」でございました。

「出来はどう？」
とオヤジに訊いたら
「しまった、天かす入れるの忘れた」
そればかりを気にしていました。後悔するところ間違ってるよ。

台所をみると、テフロンのフライパンが無残にも黒焦げになっていました。冷蔵庫を開けると、いろいろなものが袋を開けたまま突っ込まれており、青のりが飛び散って庫内はエライことになっていました。

フライパンはたぶん買い替えなくちゃいけないだろうし、後片付けも大変だったし、自分で作ったほうが損害ははるかに少ない気がする。

だけど頑張ってくれてるから・・・。
母と私のために努力してくれてるから・・・。
来週はどうしようかなあ。悩むところです。