在宅介護

母の介護

母の発熱

このあいだから母の調子が悪い。血圧は正常なのだが、下痢をしたり、稀に吐いたり。気温の変化についていけず自律神経がどうになかなっているのかなと思っていたが、どうもおかしい。 「やっぱり風邪かな」 「風邪っぽいね」 ということで、病院にい...
在宅介護

高校生の私が祖母のトイレ介助をした日、人生が変わった

ヤングケアラーがニュースで取り上げられていた。ヤングケアラーとは、家族の介護をする若者のこと。最近の言葉だけれど昔からある存在で、かくいう私も妹や祖父母の介護をするヤングケアラーであった。 ・・・そういえば。 ふっと思い出したこ...
在宅介護

高齢者が詐欺師や悪徳業者にカモられる事例

悪いヤツは信じられないくらい口がうまい。「まさかこんなのに」と思うような話で相手を釣り上げるプロだ。 学生の頃、須磨寺の縁日で、怪しげな山伏が 「これは大変ありがたい御札である!」 と言って、ただの紙切れを1枚5千円で売りつけてい...
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在宅介護

障害者が出歩きやすい日

冬を彩る神戸のイベントに「ルミナリエ」がある。豪華絢爛なイルミネーションが街を飾るお祭りだ。 障害のある人でも混雑を避けてゆっくり鑑賞できるように・・・と1日だけ設けられた「ハートフルデー」が今日だった。私たちは今日、ルミナリ...
在宅介護

憧れの電動車椅子

お隣さんが新車を買った。せっかくだから見せてもらった。 新しい車椅子だ。こんなにコンパクトなのに電動車椅子! 座席の下にモーターが隠れてる。 操作にはゲームのコントローラーみたいなスティックを使う。電源、クラクション、...
在宅介護

苦労なんかしていない

「あんた、苦労してきはったんやねえ」 と言われた。 本か雑誌の記事を読んでくださったのだろう。 「お母さんがそんなに若くで、妹さんも介護が必要で、ほんま大変やったのねえ、よく頑張らはったねえ」 とほめてくださった。 ありがとうござ...
母の介護

深夜のプチ修羅場

ぐっすり眠っているところにスマホが鳴った。 着信画面は「母」。 母がスマートスピーカーをつかって通話してきたのだ。 「吐いちゃった、助けて!」 一気に目が覚めた。 私の寝室は2階、母は1階。 階段を駆け下りてとびこむと母は ...
母の介護

母にトイレ掃除をやってもらう理由

『40歳からの遠距離介護』の工藤さんが、「わが家にとって認知症のお薬よりユマニチュードより大切なこと」という記事を書いておられた。薬よりも大事なこと、それは、できることをやってもらうことだと。 息子に料理を作る役割は、分からなくなるまで、...
母の介護

帰宅したら母がびしょ濡れになっていた

毎週火曜は、母がお留守番をする日だ。私が仕事のあいだ、母ひとりで待っていてもらう。といっても長時間は危険なので、午前中にヘルパーさんに入ってもらう。ベッドから車椅子への移乗、トイレ介助と水分補給(コーヒーの用意)をお願いしている。 「...
母の介護

「助けて!」と言える力

雑誌『クロワッサン』のインタビューで、私は母をつれてウィーンへ行ったことを話した。たくさんの方に助けていただいたからこそ実行できたということを。すると、こんなことを尋ねられた。 「その受援力はどこからくるのでしょう?」 ・・・受援力。 ...
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