母の介護

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母の言葉

母のもつ高次脳機能障害にはいろいろな症状があるが、そのひとつに「空気が読めない」というものがある。思いついたことをなんでも口にだし、それまでの話とはまったく関係ないことを急に言い出したり、行動したりする。 たとえば、道に迷って必死で案...
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「ガマンして!」といわれる辛さ

先月、母の担当者会議があった。担当者会議とは、母の介護に携わる人たち(ケアマネさん、デイサービス施設、ヘルパー事業所、福祉用具業者さん)が集まり、情報交換や話し合いをするものだ。 そこで挙がったのが 「トイレが頻回で困る」 という...
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新しい書見台と『自閉症の僕が跳びはねる理由』

我が家で一番の読書家は、まちがいなく母だ。暇さえあれば本を読んでいる。ほかにやることがないとも言えるけど。 活字の大きさや、さまざまな理由から、これまでは単行本しか読めなかった。 だが読書をつづけているうちに 「もっともっと本を読...
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妄想を否定してはいけない理由

本日の猫写真。場所取り合戦してるにゃんこたち。 猫たちが取っ組み合いをしている写真を載せると、ケンカをしてる、仲が悪いのだと勘違いする人がたまにいるけど、そういうわけじゃない。じゃれてるだけ。プロレスごっこしているだけ。ちょっ...
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2人バイオリン、初めての挫折

母と私が2人で一挺のバイオリンを弾く2人バイオリンは、今年も夏のコンサートに参加を予定している。 子供中心のコンサートに出るのも今年で3回目。母が回復するにつれて2人バイオリンの腕もだんだん上がっており、今では子供たちに負けないくらい...
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デイサービスで友達ができた?

金曜日のこと、デイサービスから帰ってきた母が 「今日ね、仲良しのひとができたの」 と話してくれた。 「Kさんって言ってね。すごく気が合ったのよ」 珍しい! すごく珍しいことだ。 デイで会った人の名前を覚えてるなんて。 しかも「気...
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新しいヘルパーさん

我が家に来ているヘルパーさん。5月から事業所がかわり、ヘルパーさんも新しい人に変わった。だが私は一度も会ったことがなかった。私の留守中に母の介護をお願いしているからだ。引き継ぎにも立ち会えなかった。 だが今日、仕事がはやく終わって帰れ...
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母と弾く「ふるさと」

クラシックの演奏会に参加した。バイオリン弾きの母が5年前、病気のために出られなかった演奏会。今日はそのリベンジだ。(詳しくは昨日の記事に) この5年で母はずいぶん元気になったが、脳出血の後遺症が治ったわけではない。ドラマみたいに奇跡の...
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明日、リベンジしてきます!

拙著『おでかけは最高のリハビリ!』にも書いたのですが、脳出血で倒れた母が初めて涙をみせたのは、音楽仲間がお見舞いにきてくださった日でした。 そのころ、母が代表をつとめる音楽家グループの25周年記念のコンサートが迫っていました。母は一生...
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おもちゃ?福祉用具?マジックハンドの使いみち

かつてマジックハンドといえば子供のおもちゃだった。 びよよ~んと伸びる、こんなイメージ。 ↓ だが、今やマジックハンドは立派な福祉用具へと進化を遂げていた! 立ち歩きの難しい人がちょっと離れたところにある物を取るのに便利だから...
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