たった30分の悩み

スポンサーリンク

昨日の転倒事故(4/6「留守のあいだに母がベッドから落ちた!?」)で新たな悩みが生まれてしまった。
それは「両親を一緒の部屋で過ごさせてはいけない」という悩みだ。

オヤジはこれまで数年間、がんばって母の介護を助けてくれていた。
2、3年前まではトイレ介助までできたのだ。
だから母はオヤジを見るとつい
「あれやって」
「これやって」
と頼んでしまう。コーヒーをいれて、くらいならいいのだが
「トイレに連れていって」
「ベッドに寝かせて」
と身体介護を頼むから怖い。
頼まれたオヤジが
「今はだだがいないから、俺が頑張らねば」
と応じた結果が、昨日の転倒である。
同じことはこれまでにも何度かあったが、オヤジがどんどん弱っているのでケガの危険も高くなってきた。

母は、オヤジがもう介助できないことを理解できないし、覚えられない。
困った高次脳である。
そこでオヤジに
「母に移乗を頼まれても無視してほしい」
と頼んだら
「それはできない」
ときっぱり断られてしまった。
嫁さんの頼みをきくのが男の甲斐性とでも思っているのだろう。
2人とも、現実を受け入れられないのだ。
困った夫婦である。

事故を回避する方法はただ一つ。
「私が不在のとき、2人を同じ部屋に入れないこと」
だ。

ここで問題が発生する。
私は来月から、資格をとりに学校へ通う。
母のデイのある日にいくが、5時頃には帰ってきてしまう。
私の授業が終わって帰宅するのは5時半近くになるだろう。
つまり、私の帰宅が間に合わないのだ。

とはいえたった30分だから
「母が帰ってきたら、受け取っといて」
とオヤジに頼むつもりだった。
だが、帰宅した母は絶対に
「トイレ連れていって」
と頼むだろう。
オヤジは一人でなんとかしようと頑張ることだろう。
そしたらまた転ぶ。

たった30分でも2人を一緒にしてはいけない。
じゃあ、どうしたらいいだろう。
臨時でヘルパーさんを頼むか?
来てもらえるだろうか?
それとも、オヤジは別の部屋に隔離しておいて、デイの職員さんに部屋へほうりこんでもらうか?・・・猫が出なければいいけれど。

たった30分のことなのに。
なかなか難しいことになってきたな。

本日の猫写真。
この手は、だーれだ?

白い手だれだ

シシィさんです

シシィは、おかーさんとずっと一緒にいたいニャンコです。

タイトルとURLをコピーしました