サンジ。
おすねこ。
12才半。
4年前に腎臓病になり、このまま死んじゃうんじゃないかというところを何度もくぐり抜けてきた。そのたびに頑張って頑張って、必死になって持ち直してた。通院も、注射も、薬も、爪切りも、本当はぜんぶ大嫌いだけど、でも頑張ってる。がんばり屋さんの猫なのだ。
映画や小説なんかにはときどき「生きる意味」という言葉がでてくる。生きる意味が見つからず悩んでいる主人公とか。でもサンジを見ていると、「生きる意味」なんていらないな、と思う。
サンジが一生懸命に生きているのは本能だ。そして私が高いお金を払って薬を飲ませているせいだ。
人間も同じだと思う。今生きているのは、運良くたまたま、まだ死んでないだけ。そして誰かが・・・身近な誰かかもしれないし、未来に出会う誰かかもしれないし、神様かもしれないけど、そんな誰かがまだ生きていろと望んでいるのだろう。
つまり私たちはみんな、まわりに生かされて、生きることを許されて生きてるのだから、自分が生きる意味なんて偉そうなものは、無理に作らなくてもいいんじゃないかなあと思うのだ。生きていることに感謝して日々を一生懸命に過ごせば十分だ。
結局なにが言いたいかっていうと、サンジにはまだまだ長生きしてほしいっていう、ただそれだけなのです。
コメント
子供の頃、周囲に猫がいたので、よく遊びましたが、家で猫を飼ったことはありません。
そんな中途半端な猫派の私ですが、サンジ君を見ていると、本当に可愛いなぁ~と思っちゃいます。
何でしょうか、おっとりというか、のんびりというか、争いごとが嫌いそうで、もめごとが起こるとそっといなくなっちゃうような感じの眼。
温厚なおじさんみたいな性格が顔に現れている気がしてなりません。
がんばれサンジ!
ありがとうございます。
まさに仰るとおり!
サンジはおっとり、のんびりした優しい猫です。
年齢はおじいさんなのですが、幼いまま、赤ちゃんみたなところがあります。
無邪気ながんばりやさんです。